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札幌さくら旅 平成19年  豊平区(1)

 今年の桜は豊平区を訪ねてみた。地下鉄南北線澄川駅から少し戻ると、天神山緑地の入り口である。
 つま先上がりの小高い丘の上に相馬神社があって付近一帯が公園になっている。

 天神の由来はこの丘の麓に平岸天満宮が祭られているからなのだろうか。
 桜はそろそろ散りかけていた。

天神山

 豊平川に近いこの小高い丘からは、すぐ目の前に札幌の街並みを眺めることができる。
 相馬神社は改築中で参拝できなかったが、この平岸一帯にはリンゴ並木とともに札幌の遠い開拓への想いが綴られている。

 公園を下りて豊平川方面へと向かう。平岸と中の島地区との境を流れ、間もなく豊平川へと合流する小さな流れが精進川である。
 小さな滝から流れに沿った公園が始まる。

精 進 川

 精進川を下って途中から豊平川に背を向ける。だらだらと上り坂が続く。地下鉄南平岸駅を越えて間もなく、右手に大きな霊園が見えてくる。
 ここが平岸霊園である。霊園にはなぜか桜が多い。人は桜に何を託そうとしたのだろうか。

平岸霊園

 上り坂は霊園を越えてまだ続いている。間もなく望月寒川へ着くはずである。河畔の道を下っていけば、月寒公園は間近だと地図は教えている。