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名前 佐々木利夫(ささきとしお)
経歴 北海道の7つの税務署に通算19年間勤務
札幌国税局、国税不服審判所に通算18年間勤務
普通科、本科、研究科で計3年間の研修を受ける
平成10(1998)年7月札幌西税務署退職、
札幌市西区琴似(西区役所裏)に税理士事務所開設
令和2(2020)年6月税理士廃業
その他の資格
第2種情報処理技術者試験 (通産省)
法学検定試験3級「行政」、4級 (日弁連)
仕事のあんまり好きでない税理士なんて、自分でも変だとは思いつつ、定年まで一生懸命働いてきたんだし、ここらで少し自分のためだけに時間を使うのも悪くないと言い訳の事務所開設でした。
自宅と琴似事務所との往復の22年は、とても楽しいものでした。ただその楽しみも、80歳を契機に、自宅の一室を秘密の基地に見たてることで税理士を廃業しました(2020・令和2年6月)。今はただの老爺です。穏やかな毎日です。
今月のつぶやき(2021.2.1)
今日から2月、如月(きさらぎ)ですね。現実的には寒さの一番厳しい季節だと言われています。そうは知りつつも、言葉の春、光の春が、二十四節季に、背に受ける散歩の背中のぬくもりに、少しずつ本物の春に近づいてきているのを感じます。コロナ騒ぎは現在、11もの都府県に緊急事態宣言がなされている最中ですが、北海道もそれに準じるような状況です。世界の感染者数が数日前に1億人に達したと報告されるなど、歯止めがかかりません。何カ国かでワクチンが開発され、接種の始まった国もある。だがそうしたワクチンのすべてが、開発から一年未満での投与と言う忙しさで、安全審査が必ずしも十分でないこと、更には自国優先、契約優先などに対して政治がからみ、更に氷点下70度でもの保存と移送が必要とされるなど、まだまだ混乱が続いています。日本での一般投与は4月以降だと言われており、そもそも日本でのワクチン開発ができていないことが、混乱に更なる拍車をかけています。
一方でコロナは国民の自粛生活の嫌気を誘い、緊急事態宣言さえ守らない住民の発生が多発している。いくら専門家や政治家が、感染拡大は自業自得だと説いても、色々な警告がその警告性を失いつつある。国民そのものが自己責任に、マンネリ化し飽いてきている。様々な規制に国や自治体が補償しようにも、金はなく税金が入ってくるあてもない。経済は停滞する一方で、日本も世界も、これから一体どうなるのだろうか。