札幌さくら旅2008白石区（1）、税理士、佐々木利夫

　今年の札幌の桜はどこか季節はずれだった。例年なら５月の１０日過ぎに満開の便りが聞かれるはずなのに、大通公園の桜が散り始めたとのニュースを聞いたのが半月以上も早い４月の22日のことだった。
　ススキノでの飲み会が23日にあって、公園を通ったら風が少し強かったせいもあったのだろうが本当に桜吹雪だった。
　翌24日は多少の二日酔い、加えて雨のち曇りの肌寒い天候、そんなこんなであわてて25日に白石区を訪ねました。

　地下鉄東西線の南郷７丁目駅、駅の裏手数分で万生公園に着く。公園の傍らを白石サイクリングロードが走っていて、その両サイドに並木になって満開の桜が待っていてくれた。

　恐らくそれは言葉を失ってしまうからなのだろうけれど、満開の桜に人は狂気を、散る桜には途方に暮れる思いを抱くのかも知れない。

　　　　いつとなくさくらが咲いて逢うてはわかれる　　　（山頭火）

　　　　南郷通り商店街は桜まつりを宣伝しています。ここから歩いて１０分ほどです。
　　　　さあ、ご一緒にお付き合いください・・・。　　　　　　白石区（２）へ