103 ひもじさと生命 メモ 時期不明

 ひもじさとは命である。飢えた子に食べ物をさがす親の気魄は・・・

104 水の精 メモ 時期不明

 SFだと言ってしまえばそれまでのことだけれど、私の記憶の中のSFじみた思いで気になっている名前が二つある。一つは「オデッセイ」、もう一つが「オンディーヌ」である。

105 ジャーナリズム再興 メモ 2007.7.25

 「ありがたいことに朝日新聞は、これまでおおむね『質の高い新聞』との評価をいただいてきた。それは『読者の質の高さ』に負うところも多かったと思う」(朝日新聞主筆の記事)。そして彼は800万部の読者層に支えられていると主張し、それを背景に国民とともに歩む新聞と位置づけている。何と空虚な発言に聞こえることか・・・。

106 魚が消える メモ 時期不明

 「2048年には世界から魚が消える」と、アメリカの科学雑誌が紹介していたと報じていた(NHK教育テレビ、サイエンスゼロ)。もちろん今のままの魚の減少が続けば、ということだろう。ただ、地球は人類のことなど考えてはくれない。

107 イラク給油の怪 メモ 時期不明

 海上給油  −−→○日本からの給油ーー→○日本以外からの給油ーー→○戦争
 水施設の建設、学校の建設、給食施設
 食べた子供戦士になる。学校では祖国で闘うことの正当性を教える。戦士だって水は飲む。
 風が吹いて ーー→ 桶屋がもうかる。飛躍があるとは思うがつながってはいる。

108 弁当屋の思い メモ 2007.11.10

 「喜んでくれたらいいなと思います」、「喜んでもらえるように作りました」とテレビカメラに向かって答える。弁当が売れて儲かることが大きな目的のはずなのに、どこかでそのことを隠そうとしている。

109 中間子発見 切り抜き 2007.11.10

 「電荷持つ中間子発見 素粒子4個で構成」。つくば市の高エネルギー加速器研究機構が発表した(朝日新聞)。原子は最終の粒子ではなく、どんどん細かくなっていく。どこまで続いていくのだろうか。

110 第二新卒  切り抜き 2007.11.11

 新卒で就職したものの3年以内に辞めて、新たな仕事を探す「第2新卒」が増えている。人材紹介最大手リクールトエージェントによると、ことは昨年に比べ3割増えた。・・・新入社員研修を終えただけの若者までがなぜ辞めようとするのか、企業の採用意欲の高まりが、「辞めても仕事はすぐ見つかる」という安心感を与えているようだ(朝日新聞、安易な転職傾向に疑問、編集委員)。

111 医療とドーピング  切り抜き  2007.9.5

 あるプロサッカー選手に対する静脈注射(点滴)がドーピング行為に当たるか否かが、議論を呼んでいる。最近の論議をみると「正当な医療行為である否かはそれを行なう医師の判断に委ねられ、しかもそれには誰も口を挟めない」かのような意見がみられる・・・(朝日新聞、聖マリアンナ医科大学長)。ドーピングもまた、グレーゾーンのはざまに入ろうとしている。

112 性同一性障害 メモ 時期不明

 どこかで男と女を厳格に峻別し、そこからの乖離を異常だと命名する。同一個体内で両性を具有していたり、成長の過程で性が変換する生物だって多く存在している。二元論から少し離れて、ゆらぎの中の存在を是認する・・・。

113 寒すずめさんへ メモ 時期出所不明

 私は親友と呼べる人が一人います。私は彼女のためにならなんでもできる思ってた。彼女の悩みを徹夜で聞いたこともあった。ても今まで私の悩みは彼女に打ち明けられなかった。この前やっと打ち明けられた。彼女は受け止めてくれた。泣いて受け止めてくれ。理解してくれたんだと思った。それから孤独に飢えた時は、彼女を頼ろうと思った。彼女に夜中に悩みのメールをした。精一杯の苦痛な文章を並べて。ケイタイに電話をかけた。なんども。だけど返ってこない!
 彼女の母は彼女が一晩中起きてたって言ってた。私はつい「なぜ返してくれないの? ○○のばか」ってメールしてしまった。そしたら「もろもらいで痛くて返せなかった、そんなふうに言われるとこっちも傷付くよ」といわれた。もろもらい? もろもらいに負けた友情。彼女のことは好きだったし、今も多分好きなんだけど物凄く幻滅しました。あたしとの友情はこんなもの? 悲しいです。瞳
   ・・・出所不明だけど、かつて継続して読んでいた自殺サイトへの投稿メールのような気がする。

114 止まない雨はない メモ 時期不明

 「止まない雨はない」とは、もうカビの生えた言葉だし、だからと言ってその言葉の意味に反対したいとも思わない。むしろ「そうだ、そうだ、その通りだ」と、むしろ積極的に認めたいとも思う。だがしかし、「どんな夜にも朝が来る」など臆面もなく言われてしまうと、そのあまりの気恥ずかしさに少しばかりはすかいに物事を見たくなる。

115 平和を知らない子供たち メモ 時期不明

 難民1300万人の現実。私たちはこんな風景を何にも感じないで見過ごすことができるほどに強い。

116 ハメルーンの笛吹き男 考 メモ 時期不明

 この童話における二つの問題。ストーリーは契約(約束)を守らないことへの報復の話だが、@ ネズミの全部を笛の音で溺れさせること自体が問題である。A 町長が金を払わないことの報復に街中の子ども全部を笛の音で誘拐することは許されるのか。

117 死体 メモ 時期不明

 死体ほど、自分をさらけ出したものはない・・・。

118 今日はきっといい日になる メモ 時期不明

 朝の歩きは8時半の自宅スタートで、その時間帯はNHKFM放送を聞くことが多い。今日、中途から聞いた曲は、「どこかで聞いたことがある」から始まり、試行錯誤の結果「これだ」と決め、そしてその通りベートーヴェンの交響曲第4番だと分った。今日はきっといいことがある。

                                    雑記帳始末記(9)へ続きます


                                     2013.2.27    佐々木利夫


                       トップページ   ひとり言   気まぐれ写真館    詩のページ



雑記帳始末記(8)

自作のホームページに雑文を発表してから10年になる。資料として作成したメモや切り抜きなどは発表したつど処分しているが、作品にできなかったものが残ったままになっている。それは作品にするだけの力がなかったことを意味しているのだが、それでも私の感性に訴える何かを含んでいたことだけは事実であろう。このまま朽ちさせてしまうのもどこか忍びないものがあり、処分する前にここへ刻むことにした。