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札幌さくら旅 平成21年 北区(3)

 JRに乗る前に、新琴似駅、地下鉄麻生駅界隈を少し歩いてみましょうか。

 これは麻生南公園(麻生2丁目)近くの民家の桜です。

 屯田西公園から新琴似駅に向かう途中にポプラ並木の散策路があります。桜は僅かですが、それでも緑の中の数本は特に目立ちます。

麻生緑地(北39条西5丁目)には桜が二本しかありませんでした。

 新琴似駅から電車で篠路駅まで向かうことにします。

 篠路神社(篠路4条7丁目)の境内です。ここを目指してきたのではないのですが、駅のすぐ横で見事な桜を見せてくれていました。

 篠路神社のすぐ前、「旧琴似川」と標識のある川沿いの桜です。川に流れは見えませんでしたが、「琴似」は私の事務所のある地区の名です。この地まで直線でも10キロはあるでしょうか。かつての琴似川は、こんな遠くにまで届いていたのですね。

 さて目的とした

上篠路公園(篠路4条9丁目)の桜は情報が不確かだったようです。植えられて間もない僅か数本が、さびしく咲いているばかりでした。

 そろそろ疲れてきました。JRで百合が原公園駅まで戻り、そこを今年の北区の桜の締めくくりにしたいと思います。

   いちばんきれいなのは 
                  A・E・ハウスマン

今、森の木のなかでいちばんきれになのは桜だ。
小道のそばで、枝という枝に
花を咲かせて、イースターのお祭りに
ぴったり合った白い服を着ているかのよう。

二十歳(はたち)になったぼくが、もし
七十歳まで生きられたとして、それでも
残りの春は五十回。二十歳のこの春も
二度とふたたび巡ってはこない。

たったの五十回・・・。美しく咲いた花を
眺めるには、とてもじゃないが足りない。
さあ、どこまでも森の中を行こう。ふわりと
雪をかぶせたような桜に見とれながら。

  アーサー・ビナード、木坂涼(選・共訳)
        朝日新聞 09.3.28 28面 「詩のジャングルジム」から

 ハウスマン(イギリスの詩人・1859〜1936)の詩です。彼にも桜が私たちと同じように見えていることがどこかとても嬉しく感じます。

 さてさて、今日の歩数計はなんと30,340にもなりました。少し足も痛んできましたので、まっすぐ自宅へと戻ります。今晩のビールが楽しみです。

篠路神社境内

百合が原公園

旧琴似川川沿い

上篠路公園

麻生緑地

ポプラ通