更新履歴  (令和3年)

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 7 02.15  「ひとり言・思いつくままに」に『易(低)きに流れる』、『届かない援助』を発表しました。寒さの続く二月ですが、朝晩の寒さと別に昼間の日差しがコート越しにとても優しく感じます。歩道も心なしアスファルト舗装が少しずつ目立つようになってきています。望む春への思いとは別に、実感できる春がすぐ近くまで来ていることが分ります。今は近くの駅舎の階段を使った定番の散歩コースですが、雪が溶けたら新しいメニューを考えようと思案中です。
 寒いながら今朝は雨です。氷雨と言っていいのかどうか分りませんが、積もった雪に降る雨は、ツルツル路面を想像させます。滑って転ぶのが、一番気をつけなければならないことです。今日の散歩は、雪道を歩かないで済む方法を考えなければならないですね。
 6 02.08  「ひとり言・思いつくままに」に『一日早い節分』、『グリーンとデジタル』を発表しました。二月が一番寒い季節であることくらい、当たり前に知っています。知っていながら、言葉や日差しの中に見えない春を無意識に探しているのかもしれません。まだ二月になったばかりで、寒さの感触は真冬そのものです。冬が続いていることは同じなのですが、最近の天気予報の中に「桜の開花予想」のコーナーが出てきました。東京は三月末との予想ですから、なんと来月のことです。日本列島南北に長いとは言え、そして今はまだ二月の始めだとは言え、来月には桜が咲くとの予報なのです。寒いです。本当に寒い季節です。そうした寒さとは裏腹に、朝六時過ぎの東の空にどことなく枕草子の一節が感じられるようになってきました。気温とはまた別の体感が、来月の桜を僅かにもせよ予感させているのです。
 5 02.01  「ひとり言・思いつくままに」に『忖度(そんたく)』、『方向指示音声』を発表しました。今日から二月ですね。二月の異称如月(きさらぎ)は、普段使うことはほとんどありませんが、こうして切り出してみると、どことない春の息吹を感じます。まだまだ寒いです。吹雪の日が続きます。この二〜三日、歩道がツルツルなことや吹雪が続くなど、散歩に躊躇する環境になりました。それで、我が住まいのマンションを、一階から十一階まで歩くことにしました。手すりのない階段なので下りは難しいことから、住んでいる六階から最上階まで歩き一休み、エレベーターで一階に降りて再び自宅まで歩きます。せいぜいが十数分の言い訳程度の運動ですが、「今日の散歩終了」と自分に言い聞かせています。来月に入ると少しは歩きやすくなるだろうと、春を待つ心が密かに呼びかけています。
 4 01.25  「ひとり言・思いつくままに」に『シトロンの花の香り』、『同左-2』を発表しました。20日が大寒でした。二十四節季が北海道の気候とは異なる暦であることくらいは知っていますが、それでもどことなく惹かれてしまいます。季節の実感とは別に、呼び名の肌感覚が別の意味での季節感を私たちに呼びかけてきます。大寒の次の節季は立春、そして間もなく立春ですね。寒さの覚悟はまだこれからだと言い聞かせてはいても、春の節季の言葉には思わず頬を緩めさせる力があります。
 ここ数日は快晴が続いています。寒さの中ですが、散歩の途中にふと背中に柔らかな日差しを感じることがあります。本当に日差しが暖かなのか、それとも春への願望がそうさせるのか、なんとも言えませんけれど、実感はとくかく昼間の時間が少しずつ長くなっていることに違いはありません。ネットで検索してみたところ、昨年12月の冬至から比べて、今日の日の出は僅か7分早いだけ、日の入りは34分遅いだけと、昼間の時間はたかだか40分ほどしか長くなっていません。まさに寒さはこれからですが、それでも昼が伸びた分だけ嬉しくなります。
 3 01.18  「ひとり言・思いつくままに」に『政治と心』を発表しました。コロナの緊急事態宣言は先週の一都三県から更に関西を含む七府県が追加されました。現在の状況は概ね第三波と呼ばれているようですが、飲食店が午後8時までの時短営業になるなど、どこか日本沈没(小松左京のSF小説)の様相を感じてしまいます。とりあえず今日の札幌西区は、我が家の窓から眺める限り快晴で穏やかです。これからの散歩がどこまで寒いかは分りませんが、できればツルツル路面になっていないことを祈ります。
 2 01.11  「ひとり言・思いつくままに」に『学徒出陣』、『80点の正解』を発表しました。1月8日に政府は、東京都と周辺三県にコロナ感染者増加に伴う緊急事態宣言を出しました。イギリスやアメリカで開発されたワクチンが来月にも接種できると言われています。でも、薬の安全審査があわただしく、どことなく落ち着かない気持ちです。今年は、全国的に寒くて大雪のスタートになりました。札幌は今のところ穏やかです。コロナウィルスのせいで、家族とも会えない夫婦二人だけのお正月でしたが、おいしいお酒の飲める幸せな年の始まりでした。ともかくもまだ、へそ曲がりエッセイを続ける気力は今のところ残っているようです。間もなく私も80歳、中村洋子の言葉ではないですが、「いつ迎えに来てもいいよ。でも今すぐでなくてもいいよ」くらいの心境にはなりつつあります。今日は成人の日ですね。コロナで成人式は各地で取りやめが続いているようですが、残念との思いと、残念だった過去をゆっくり後から思い出すことの楽しみとは、両立するような気がします。よく分かっていないのですが、来年からは18歳が成年だったっけ。
 今朝は窓から見る限り、真白で寒そうですが快晴のいいお天気です。
 1 01.01  令和3年元旦になりましたね。明けましておめでとうございます。昨年事務所を閉鎖して、自宅からの始めてのお正月です。ホームページのレイアウトはこれまでとそれほど違わないのですが、心新たに新しい年をまた一から始めたいと思っています。
 「ひとり言・思いつくままに」に『刑法三題噺』を発表しました。今後どこまで、へそを曲げ続けることができるか分りませんが、まずは新年のごあいさつ。今年もよろしくお願いいたします。昨日から、日本列島ことごとくが雪にまみれているようです。でも札幌は、散歩と部屋からの眺めによる限り、曇り空ながら風もなく穏やかな元旦です。昨年は胸の痛みに恐る恐るのお屠蘇でしたが、今年は飲み過ぎないように心がけてはいるものの、美味しいお酒のお正月になりました。新型コロナウィルスのせいで、夫婦二人だけのちんまりしたお正月ですが、これもまた珍しい体験の一つと、楽しんでいます。