どこか変だなと感じること(平成19年) 老いの一徹とは、自分の理解できないことや我が身がそれについていけないことなどに対して、時にへそを曲げ時に批判し時に無関心を装うことを指しているのかも知れません。さすればここで発表している作品も、エッセイとは名ばかりで劣等感の裏返しそのものなのだろうかと改めて感じ始めています。 ともあれ気恥ずかしさにめげないこと、遠慮の喪失したことを上の空でいること、ずうずうしさの希薄化にも気づかないふりをすることなども洗いざらい「老い」の中に押し込めて、厚顔無恥覚悟の一年を送ってみましょうか。
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