更新履歴  (平成27年)

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52 12.28 「思いつくままに」に『戦争加害者と日本』を発表しました。冬至が過ぎていよいよ冬本番の季節になりました。この季節になると毎年のように思い出しますが、寒さはこれからだと覚悟しつつも昼間の時間が僅かにもしろ長くなっているという感触がどことなく嬉しくなります。たとえそれが2日に1分、3日に1分という目に見えないほど僅かであったとしてもです。今日で今年のエッセイの発表は終わりです。いつの間にか週一本発表のペースが定着してしまいました。歳のせいなのか、それともネタ切れのせいなのか、それともそれとも怠惰が身についてしまったからなのか・・・。来年も続けるつもりでいます。ともあれいいお正月をお迎えください。
51 12.21 「思いつくままに」に『フードバンクの意味』を発表しました。「台風」と呼ぶのは日本の南海上の太平洋で発生した一定規模の強風低気圧のことであり、発生した都度一年を通した番号をつけて報道される。台風を二百十日と呼んだのは死語になってしまったのかと、8.31の本欄に書いたばかりだが、12月に27号が発生したことで今年は1月から連続して毎月台風が発生したことになるのだという。そして観測史上初めてだとも言う。そして「開設以来始めてのことです」と語る雪のないスキー場が全国に点在している。やっぱり地球は、どこかおかしくなってきているのだろうか。
50 12.14 「思いつくままに」に『10億円ジャンボの夢』を発表しました。数年前から足首の痛みが原因で、自宅から事務所までの片道約小一時間の往復徒歩通勤をJRに変えた。最近NHKの特集が認知症や介護にあるせいもあるのだが、リハビリの歩行訓練に使うような歩行器でのつかまり歩きをする老人の映像が多い。「私もいずれはそうなるのだろうか」との思いが、少し淋しく感じられます。「転倒と寝たきり」、そんな思いが時に頭をよぎり、駅から事務所まで歩いて20分足らずのつるつる路面が、一種の恐ろしさになっています。
49 12.07 「思いつくままに」に『自爆テロとカミカゼ』を発表しました。もしかしたら今年は雪のないホワイトクリスマスが実現するかも知れないと思っていた。数日前の雨で歩道の雪がすっかり融けてしまったからです。ジングルベル狂想曲はしばらく街に鳴り響くでしょうからまだ先の話ですが、足もとを気にせずにゆったり冬道を歩けるような、そんな期待を抱かせる先週でした。ところが、一昨日そして今朝の雪で道路はまたまた真白になってしまいました。おまけに日中の気温がプラスになることもあって、氷点下になる朝晩のつるつる路面を転ばないように歩くのはとても疲れます。
48 11.30 「思いつくままに」に『「物言い」に物言い』を発表しました。先週積雪ゼロと書いたばかりなのに、翌々日25日は札幌郊外で48cmという62年ぶりと言われるほどの降雪があり、さらにその次の日の札幌の最低気温は−6.9度にもなりました。このまま根雪になるんじゃないかとの声が、あちこちから聞こえてきます。事務室内の暖房も目盛りを1から2に上げています。本格的な冬になったのだと思い知らされるこの頃です。
47 11.23 「思いつくままに」に『断捨離の行方』を発表しました。日本列島は紅葉の便りで溢れていますが、北海道は雪まみれです。旭川では昨日、街中で20cmの積雪が伝えられています。札幌は今のところゼロが続いていますが、今朝の通勤途上にある信用金庫の看板温度計の表示は+2度でした。あと一ヶ月ほどでクリスマス、せめてホワイトクリスマスにならないよう期待したい気持ちですが、はてさてどこまで実現するでしょうか。
46 11.16 「思いつくままに」に『選択肢「どちらとも言えない」』を発表しました。一昨日14日フランスパリ周辺で、129名(本日現在)もの死者を出すテロが発生した。またシリア紛争に関連して欧州への難民が100万人とも言われている。私には戦争の定義すら知らない。ましてや平和の定義もまるでつかめていない。それでもテレビを見ながら時にビールを酌み交わす一人の事務所生活は、ひもじさとも寒さとも無縁である。これを平和と呼ぶのは完全に間違っているとは思うけれど、自虐的には体感的な平和であることに違いはない。そして人類は果たして幸福に向かってのかについて、どうしょうもないまでに疑っている自分がいる。それでも何にもしないまま、毎日が当たり前のように過ぎていく。
45 11.09 「思いつくままに」に『訂正報道』を発表しました。昨日が立冬でした。立冬という言葉には「冬のはじまり」のイメージを抱かせられますが、毎日のようにいくつもの地点で氷点下の気温が表示される北海道には、この二十四節季表示は必ずしもマッチングしていないようです。戸外を歩くのは片道二十数分の通勤しかないのですが、暗くて寒い冬がこれから長く続きます。
44 11.02 「思いつくままに」に『変化する自然』を発表しました。季節の変化や歳月の流れを、早いと感じるか遅いと思うかはそれぞの人の生き様に関わってくるのかもしれません。また一日一日の進み方と、数ヶ月や一年といったある程度幅を持った期間の長さに対する思いもまた違って感じるのかも知れません。11月になりましたね。まだ2ヶ月も残っていると感じるか、来年まであと僅かと感じるか、人により、その時により、明日や来月の予定などによって、個々人でも異なるのかも知れません。また、そんなことどもを感じること自体に、変化に対する思いの違いが表れてきているのかも知れません。
43 10.26 「思いつくままに」に『日本人の戦争責任』を発表しました。昨日(10月25日)、札幌に初雪が降りました。昨年より3日早いと言うけれど、まあそれほどの違いとは思いません。それでもうっすらと積もった雪景色を目の当たりにして、冬通勤への覚悟が試されているような気がしています。オーバーコートの出番はまだのつもりですが、さっそく手袋とマフラーをタンスから引っ張り出しました。雪の予報と一緒に日本列島の天気図には台風25号の姿が描かれています。雪と台風の同居、やっぱりどこか変です。
42 10.19 「思いつくままに」に『推定無罪』を発表しました。先週13日には中山峠で数センチの降雪、翌14日は手稲山初冠雪などなど、北海道もいよいよ本格的な冬の到来です。先週と同じような話になりますが、台風は24号に続いて25号も日本へと近づいています。台風が季節を問わなくなってきたように思うのは、私だけの思い過ごしでしょうか。家庭でもストーブをつけました。
41 10.12 「思いつくままに」に『神の死』を発表しました。北海道のあちこちの山から初冠雪の便りが聞こえる時期になったのに、先週はオホーツク沿岸を台風23号が北上して各地に大きな被害を与えました。また24号がハワイ沖に発生したとの情報もあるようです。台風は秋の季語だと思っていたのに、最近の日本では年中行事になってしまいましたね。季節のゆらぎなのか、それとも異常気象なのか、私には何とも言えませんが、どことなく地球が私たちに警告を与えているような気がしてきています。
40 10.05 「思いつくままに」に『大相撲と立会い』を発表しました。1日から暖房が入り、冬の入口への到達の思いとは裏腹に、暖かで穏やかな毎日になりました。暖かいということは、仕事につけテレビ観賞につけ、または読書やパソコンいじりなどにつけ、毎日の事務所生活の全部がゆったりと快適なものにしてくれます。そしてこの暖房が来年5月か6月始めまでの8ヶ月以上続くことから、そうした長い期間の安心感はそのまま日常のゆとりにもつながってきます。
39 09.28 「思いつくままに」に『雨量の混乱』を発表しました。あと数日で暖房が入ると決まってから、なおのこと寒さが身に染むようになりました。気温の変化はそれほど激しくはないのですが、間もなく寒さを気にしない生活が来年5月まで続くとの思いが、逆に今の寒さを際立たせているのかも知れません。年寄りの寒がりだと言われてしまえばそれまでのことかも知れませんが、そうは言っても「寒いのは寒いんだ」と反論するしかありません。カーディガンは常備、時に入浴回数を増やして耐えています。
38 09.21 「思いつくままに」に『天気予報と検証』を発表しました。札幌で一番多い街路樹のナナカマドがいたるところで赤い実をつけています。まだ葉っぱは緑のままですが、実は競うように見事な赤を誇っています。間もなく秋分の日ですね。この日を「光の勝利最後の日」と阿部次郎がその著書「三太郎の日記」に書いたことを思い出したのは、10年近くも前のことになる(別稿「秋分と三太郎の日記」参照)。帰途の電車を待つホームから見る空はすでに暗く、毎日が寒い日が続く事務所マンションでは10月1日から暖房を入れるとの掲示がありました。寒いことよりも、そんな季節になっていることに驚き、冬が間近に迫っていることが感じられます。
37 09.14 「思いつくままに」に『政治と政治家』を発表しました。中途半端に寒いのは例年通りですが、先週は台風18号が和歌山半島から日本海へと日本を縦断し、17号が東北沿岸から釧路沖を通過しました。この二つの台風がどんな風に関連したのか私には必ずしも理解できていないのですが、栃木県の鬼怒川流域に集中豪雨帯が停滞して堤防決壊など大きな被害が出ました。死者5人、行方不明10数人など、後遺症はまだ続いていますが、素人目には「やっぱり最近の気候は異常だ」と思えます。
36 09.07 「思いつくままに」に『老耄の自覚』を発表しました。9月に入って、街並みの街路樹のナナカマドの実が色づき始めています。北からの寒気団が北海道まで入り込んでいるとの天気予報もありますが、寒さが忍び寄る季節になっています。私の仕事とはまるで無関係なのですが、今月の20日(日曜日)からの4日間が連休なのですね。これに19日の土曜日を加えると、久々の5連休になるのだそうです。とは言っても土日はラフな格好で、月〜金は背広にネクタイという服装で、祝日であろうがなかろうが年中変えることなく通勤している私には無関係な話題です。つまり、土日・祝日に関係なく毎日が出勤日というか秘密の基地なる事務所への訪問日になっている私にとっては、連休が特に羨ましいと思ったことなどありません。
35 08.31 「思いつくままに」に『それぞれの正義(1)』、『同(2)』を発表しました。今日で8月も終わりですね。明日から気候がいきなり変わるというわけではないですが、8月までが夏、9月からは秋・・・、そんな気持ちにさせられます。またぞろ寒さの忍び寄る気配がしてきて、昨日から事務室ではカーディガンを羽織っています。9月1日を「二百十日」と呼んで、台風が日本を襲うシーズンとして記憶していたのはもう死語になってしまいましたね。今では6月ころから台風上陸が日常化しています。私の生きている期間中に、死語になるほどにも気象のサイクルが変わってしまったということなのでしょうか。
34 08.24 「思いつくままに」に『神と万能』を発表しました。台風15、16号が近づいて、日本列島は雨と風に見舞われています。ただかろうじて北海道はこれから外れて、とりあえず穏やかな天候に恵まれています。口永良部島、鹿児島の桜島、熊本の阿蘇山、箱根の強羅、長野の御嶽山、北海道でも雌阿寒岳などなど、日本列島は火山列島でもありあちこちで警戒情報が出されています。そして他方、あちこちでテロや戦争が起きており、イランイラクからの難民が地中海を死を覚悟でEU諸国へなだれ込むなど、国際問題が多発しています。8月15日の敗戦記念日が過ぎて、平和・平和の掛け声が高まっていますが、日本も世界も、それとは程遠い現状です。人の世に、平和とか安寧などはないのかも知れません。
33 08.17 「思いつくままに」に『原爆の風化(1)』、『同(2)』を発表しました。8月になって事務室内にもどうやら夏の訪れですが、帰途につく午後5時半頃には早くも夕暮れが迫るようになりました。駅の二階のホームから電車を待ちながら琴似の街の夕暮れを眺めます。駅前広場に臨時に立てられた盆踊りの櫓から、四方へ赤提灯が流れます。季節は秋へと向かっているのですね。
32 08.10 「思いつくままに」に『想定と無駄』を発表しました。日本中が真夏日・猛暑日の真っ只中で、北海道もその中に含まれています。東京は観測史上始めて最高気温が35度を超える猛暑日が連続5日を超えたとの報道があったのですが、そのままずるずると8日も続くことになってしまったようですね。とはいっても事務所の中は特に冷房を入れることなく、のんびりとテレビに読書にと快適です。それでもニュースでは「観測史上初めての最高気温」などという言葉が日本中を踊っています。そんなこんなを素人が異常気象と呼ぶのは僭越でしょうが、ついつい口から出てしまいます。
31 08.03 「思いつくままに」に『結婚したくない症候群』、『自己破産の気軽さ』を発表しました。気温が35度を超える猛暑日が全国各地に広がり、寒い寒いを連発の我が事務所もどうやらそれから解放されるまでになりました。とは言っても冷房のスイッチを入れるまでのことはありません。だから逆に快適な日々になっているのかも知れませんね。
30 07.27 「思いつくままに」に『証拠隠滅の範囲』、『絶滅危惧種「ヒト」』を発表しました。ここ3〜4日、どうやら上着なしでの通勤ができるようになりました。それで気づいたのですが、外歩きをしているときはそれなり暖かいのですが、事務室はどことなく寒いのです。クーラーのスイッチはOFFのままなのですが、きっと建物全体冷房の効果が私の事務室には過剰に効いているからなのかも知れません。夏至が終わって一ヶ月と少し、帰りの電車を待つホームからの景色が、少しずつ日暮れの早まりを知らせてくれるようになりました。
29 07.20 「思いつくままに」に『全員一致の疑問』、『国民の声』を発表しました。台風の影響で、土曜日はどしゃ降りの一日になりました。全国的に猛暑日が続いていますが、この呼び名はいつ頃からなのでしょうか。気温が35度を超えると、そう呼ぶとのことですが、日本中の観測地点からこの報告が出てくると、なんとなく異常な感じがします。夏日、真夏日・・・、そのうち40度以上になる熱射日だとか高熱日、沸騰日なんて呼び名が出てるのでしょうかね。それでも事務所は、嘘寒さがどことなく忍び寄ってきます。
28 07.13 「思いつくままに」に『憲法と安保』、『氏・市んでもいいですか」を発表しました。台風が一度に3つも近づいているせいか、本州はもとより北海道十勝地方にまで猛暑日が広がっているようです。そんなこともあって、我が事務所もどうやらカーディガンを脱ごうかと思えるほどの環境になりつつあります。私が寒がりなのかとも思ったのですが、もしかしたら建物全体を冷房しているため、その余波が影響しているのかも知れません。朝の事務所は21度台の室温から始まりまり、昼になっても、26度ぎりぎりまでしか上がってくれません。先が思いやられます。
27 07.06 「思いつくままに」に『安楽死の選択』を発表しました。今週からの気温は平年並みになると天気予報は告げていますが、まだカーディガンを手放せないでいます。今はまだ午前中なのでもう少し経たないと今日の最高気温のデータは分りませんが、今日そして明日からの気温が高くなるよう期待しています。「真夏日」、「猛暑日」で汗だく・・・そんなニュースが羨ましくなります。
26 06.29 「思いつくままに」に『身勝手の越境(1)』、『同(2)』を発表しました。間もなく6月も終わりですね。相変わらず嘘寒い中でカーディガンを羽おりながら過ごしています。時には僅かですが外気温よりも部屋の温度が低いこともあります。恐らく冷房が建物全体を冷やしていることからきているのかも知れませんが上階はきっとこれでいいのでしょう。だからと言って窓を開けると風も一緒に吹き込んでくるので、暖かくなる効果を期待することはできません。せめて真夏日、猛暑日になるのを待つばかりです。
25 06.22 「思いつくままに」に『飛んでいく私の時間』、『我が体重変遷記』を発表しました。今日が夏至ですね。春分の日、秋分の日、冬至と太陽の周期をめぐる変化には季節によって色々な呼び名がありますが、何故か夏至は一番人気がないように思います。一番昼間の時間が長い、つまり一日の日照時間が最大になるのがこの日なのでしょうが、あまり世間を賑わすことはないような気がしています。相変わらずうそ寒い日が続く事務所です。暖かくなるのはこれからだと思うので、それほど心配はしていないのですが、なんとなく縮こまった生活習慣が身についてしまっているようです。
24 06.15 「思いつくままに」に『連続と不連続』、『ALSと生きる決意』を発表しました。寒い一週間でした。カーデガンを羽織り、部屋の中で縮こまるようにして過ごしていました。もうすぐ夏至ですので、ひたすら暖かくなる日を望む毎日です。昨日で「ヨサコイソーラン祭り」が終わったようです。快晴が一日もなかったような気がしています。とうとうこの部屋から出ることなしに、この祭りを見過ごすことになってしまいました。これもまた、怠惰の一種でしょうかね・・・。
23 06.08 「思いつくままに」に『著名人の食卓』を発表しました。暖房もいよいよ明日までです。先週の北海道は、札幌ではなかったものの雪に見舞われる地域が出たなど寒い日が続きました。とりあえず暖房が入っていましたので穏やかに過ごすことができたものの、今週は一体どうなるのかと今から心配しています。僅かに数本しか見かけていないのですが、ナナカマドが赤い葉を茂らせ始めていました。そんなことに秋を感じるのは早いとは思いつつ、どうしても思ってしまいます。
22 06.01 「思いつくままに」に『婚活への呪縛』、『箸の文化』を発表しました。時間帯によっては暖房のスイッチを切ることもあるのですが、まだ「一日中切ったまま」という日はありません。にもかかわらず、今年も6月9日で暖房を止めることになりそうです。このマンションの多くの人はそれでもいいのでしょうが、「住人のなかには寒いと思う人がいる」ことにも気を配ってもらいたいものです。少数意見はいつの場合も無視されるのが、集団というもののしきたりなのでしょうか。
21 05.25 「思いつくままに」に『スポーツ庁に思う』、『安保法制の行方』を発表しました。事務室ではまだ暖房を入れていますが、外歩きはどうやら暖かくなりました。私の事務室は、5階建てマンションの1階です。最近の暖かさで、5階の住人から「そろそろ冷房を・・・」との声が出ていると管理人から聞きました。とは言っても、1階はまだ暖房を入れなかった日など一度もないほど寒い日が続いています。マンション全体の一括冷暖房システムでは、どうしてもこうした食い違いが出てしまうのでしょうが、私としては、ひたすら「暖房ストップ」の日を遅らせるように管理人を説得するのみです。例年6月10日前後の切り替え時期を巡って、これからも攻防が続きます。
20 05.18 「思いつくままに」に『タイムマシンを作る』、『ゲノムの未来』を発表しました。桜が散ってライラックの季節になりました。花冷え、リラ冷えの語があるように、この時期寒い気候が続くのはそれほど珍しくはないのでしょうが、それでも寒いのは気が滅入ります。朝起きてストーブに火をいれたことが何度あったことでしょう。さすがにコートの出番はないのですが、どちらかというとやせ我慢がそれを支えているような気がしています。こんな気持ちでの出勤は、どこかしょんぼりしてしまいますね。
19 05.11 「思いつくままに」に『タイムマシン』、『擬人化への疑問』を発表しました。桜の季節は時に「花冷え」と呼ばれるように、暖かい日が続くわけではありません。そうと知りつつも、先々週があまりにも暖かだったので、先週の寒さが久々身に沁みます。恐らくこの天候が当たり前なのだろうと思いつつも、数日続いた暖かさに慣れてしまった体にはこの寒さがこたえます。昨日の朝はついに、ストーブに火をいれてしまいました。通勤の歩きにも、つい「コート」が欲しいと思ってしまう日々が続きます。とは言え、ライラックが咲き始め、ナナカマドの白い花も木々を彩るようになってきました。季節の変化と体感とは必ずしも一致しないようですね。
18 05.04 「思いつくままに」に『エレベーターの順番』、『命と責任』を発表しました。5月1日を期して、コートを脱ぎました。というより、先週は日本中が真夏日に見舞われる気候となり、北海道にも30度を超える地域が現れました。桜は開花宣言から僅か2〜3日で満開を告げるなど、あわただしい季節の変化に戸惑うばかりです。コートを脱ぐと、体がすっかり軽くなります。まだ傘を持つ天候の訪れがないことにも要因があるのでしょうが、身も心も浮き浮きした5月を味わっています。
17 04.27 「思いつくままに」に『老いの確かめ』、『聖徳太子考』を発表しました。まだコートを脱げないでいるのですが、とうとう札幌にも桜が届きました。今月22日は、平年よりも11日早いらしいのですが、街のそこかしこに桜が見られるようになりました。右耳が聴こえにくくなった、老いなのかと書いたのは先週のことでしたが、実は24日になって突然回復しました。風邪気味だったのでそれによる一過性の耳詰まりだったのか、原因は分りませんがとりあえず今は安定しています。お騒がせしました。西区役所前の広場に比較的大きな桜の木が一本あるのですが、満開に間もなくです。
16 04.20 「思いつくままに」に『目と耳の造反』、『ハヤブサへの疑念』を発表しました。季節のゆり戻しは春が大きいと聞いたことがある。秋から冬への変化とどちらがどうなのか、確かめたことはないから確たることは言えないが、季節の変化を仮に日照時間の変化と捉えるなら、秋分・春分がサインカーブの一番急激な頃だから理解できないことではない。それにしても、なにかにつけ地球温暖化が話題になるなど、その当否はともあれこの頃の気象の変化の激しさには驚かされます。桜まだまだ、けっこう寒い日が続いています。
15 04.13 「思いつくままに」に『自動運転車』、『テロの意味』を発表しました。寒いけれど札幌は雪にまではなっていないと先週のここに書いたばかりです。ところが4月8日の夜明けを中心に北海道だけでなく日本各地から雪のたよりです。メディアはこぞって「桜に雪」を映像入りで喧伝しています。ただ、こうした現象も「5年ぶり」だとか「17年来」という気象庁の表現からするなら、異常気象と呼ぶほどの珍しい景色ではないのかも知れません。今週も二本発表しました。元へ戻ったとはいえません。怠惰からの脱却は思ったよりも疲れます。昨日から暖かくなりましたが、桜はまだまだです。
14 04.06 「思いつくままに」に『変身するスポーツ』、『リヤ王の死』を発表しました。北海道には先週「雨または雪」という予報が出ていましたが、さすがに札幌では毎日プラスの気温が続いています。それでも通勤の外歩きではけっこうな寒さを感じる時があります。ともあれ北上中の桜前線は今月中に北海道まで届きそうですね。4月は、4月という言葉だけでどことなく楽しくなりますね。今週はエッセイを二本発表しましたが、一週一本が一年近くも続き、これで浮いた時間がすっかり怠惰に変質してしまっています。週二本に戻れる保証は少しもありません。
13 03.30 「思いつくままに」に『基準値超えゼロ』を発表しました。明日で3月も終わりですね。先週は札幌でもチラチラと雪の姿を見かけましたが、日本列島は桜前線の北上まっしぐらです。雪が融けて歩道が歩きやすくなったら通勤も少しは楽になると思っていたのですが、足首の痛みは相変わらずで多少引きずりながら歩いています。琴似駅から事務所まではほんの僅か上り坂になっているのですが、そのことに否応なく気づかされる毎日です。暖かくなりました。
12 03.23 「思いつくままに」に『春はあけぼの』を発表しました。つい数日前が春分の日でしたね。鹿児島でのソメイヨシノの開花が発表され、列島はいよいよ桜を巻き込んで春まっ盛りですね。春分の日の少し前が「啓蟄」(けいちつ)と名づけられて地中の虫がうごめきだす日とされていますが、春になると虫だけでなく人もどことなく動き出したくなるのかも知れません。「寒の戻り」などと言われるように、暖かさや寒さはこれからも行きつ戻りつするのでしょうが、三寒に続いて四温が繰り返されるなど春は確実にその勢力を増していきます。
11 03.16 「思いつくままに」に『作られた因果関係(2)』を発表しました。先週は何度も雪が降ったものの、すっかり歩きやすくなってきた歩道、コートの背中越しの日差し、最低気温がプラス表示になってきつつある天気予報、朝の起床が明るくなっている小さな驚き、時に目盛りを小へ回す日も出てきた事務室内の温度調節ダイヤルなどなど、窓の外にまだ雪が残っていても春は確実にそこまできています。今年は15日が日曜日だったので今日が個人の確定申告期限ですね。かつての職場では期間中夜遅くまで仕事が続き、この日を過ぎて急に春になったことに気づいたのを思い出します。
10 03.09 「思いつくままに」に『作られた因果関係(1)』を発表しました。まだ3月の中途ですから降雪の日はあるのでしょうが、とりあえず今日は雪を踏まずに駅から事務所まで通うことができるようになりました。春分の日まであと10日足らずですね。日差しにも昼の長さにも春がきたことを感じることができるような季節になりました。
 9 03.02 「思いつくままに」に『努力は報われる』を発表しました。2月が終わり、駅から事務所までの通路もほとんど雪がなくなりました。あまり感じられなかった昼の長さの変化も、夜明けの地平線のしらみ、夕方の帰り道のたそがれに、どうやら感じることができるまでになってきました。春というのは、言葉だけでも楽しいですが、3月に入ると春が体感として迫ってきます。嬉しくて、楽しい季節がやってきましたね。
 8 02.23 「思いつくままに」に『マッサンと契約』を発表しました。言葉だけがどんどん春になっていって、肌に感ずる春はまだ追いつけないでいるようです。それでもあと20日足らずで個人の確定申告期限の3月15日ですね。退職前の職場では個人課税の分野に長く身を置いていたこともあって、確定申告が終わってホッと一息つくと同時に日差しがめっきり春めいてきたことを思い出しています。
 7 02.16 「思いつくままに」に『生きているからこそ(2)』を発表しました。立春が過ぎ手紙での時候のあいさつでは余寒の季節に入りましたが、寒さは依然として続いています。それでも静岡県の川津桜や梅前線の上昇など、春を知らせる話題が伝わってきます。そしてコートの背中越しに伝わってくる朝の日差しが暖かく感じるときがあり、「おやっ」と嬉しくなるときがあります。言葉だけ、気持ちだけ、を超えて少しずつ春は近づいてきているのですね。
 6 02.09 「思いつくままに」に『生きているからこそ(1)』を発表しました。寒さの底はいつ頃になるのでしょぅか。先週はこの冬最低となったマイナス30度を下回るの気温が北海道に数箇所あらわれ、立春とは裏腹に思わず「寒い」と口に出てしまうほどです。今週はもっと寒くなるとの予報もあり、もう少し我慢を強いられそうです。足首の痛みはさっぱり良くならず、ツルツル路面の雪道を恐る恐る歩いています。この冬になってまだ一度も転んでいないというのが、どうでもいいことながらせめてもの自負でしょうかね。
 5 02.02 「思いつくままに」に『平和の意味』を発表しました。昨日から2月になり、明日が節分そして4日が立春ですね。節分と呼ぶのは必ずしも春だけではなくそれぞれの季節の境目に名づけられているようですが、春の節分はまだまだ寒い日が続いていることでしょう。それでも時折の暖かさを狙って気の早い人たちがこの季節、雪割りというか氷割りの作業を始めています。積もるほどの雪が降ればまた元の木阿弥になってしまうことくらい目に見えているのですが、それでもなお春を待つ心がそんな作業に駆り立てているのでしよう。そんな風景を横目で見つつ、コートの襟立てながら少しゆったりとした気持ちで駅から事務所までの歩を進めています。
 4 01.26 「思いつくままに」に『悪の意味するもの(2)』を発表しました。先週は二十四節季の大寒でした。冬至から約一ヶ月、今頃が寒さの底でしょうか。そしてこの節季に合わせ、私もとうとう後期高齢者の仲間入りをすることになりました。74歳と75歳とでそれほどの違いがあるとは思いませんが、無理やり高齢者グループに押し込められ、あれもこれもなんでもかんでもが老人にさせられてしまっているような気がしています。もっともその通りの老人なのですが、それでも周りから「完全老人」かのように宣言されてしまうことにはいささかの抵抗感が残ります。
 3 01.19 「思いつくままに」に『悪の意味するもの(1)』を発表しました。この一週間も暖かな札幌でした。真冬なのですから暖かいというのには違和感がありますが、心がそう伝えてきます。毎日の最高気温の表示がプラスになっているからです。+2と言ったところで氷点下とはそれほどの違いはありませんし、風でも吹いていると体感温度はずっと下がります。雪道が少しざくざくしてくる程度で、寒いのは寒いです。快晴なら少しはコートをすり抜けて背中の日差しを暖かく感じることもあるのでしょうが、そうでもない限りうつむいて鼻水すすり上げての駅と事務所間の往復が続きます。でもどこかにあと一ヶ月、あと二ヶ月で春の予感が来る・・・などと期待する気持ちが湧いてきます。
 2 01.12 「思いつくままに」に『怠惰への誘い(2)』を発表しました。札幌は比較的穏やかですが、北海道は連日のように寒い日、荒れた日が続いています。雪の量は北陸方面から比べるなら少な目ですが、日本中が酷寒や多雪などの気候変動に巻き込まれているような気がします。二十四節季では小雪に入り大寒も間もなくでしょうが、事務室内のゆったりとした暖かさに慣れてしまったこの身にとっては、通勤の寒さが身に沁みます。せめて言葉だけでも「春」の声が聞きたいものです。
 1 01.05 「思いつくままに」に『怠惰への誘い(1)』を発表しました。このタイトルで始まることに驚いているとこのエッセイの冒頭に書きましたが、今週に収まりきらなくなりました。それだけ怠惰が我が身を深く侵食しつつあることの証拠でしょうか。初春の便りとは裏腹に、寒い日が続きます。寒空と戸外の温度計をよそ目に、なんとか春を感じられるような気配がないかと必死で探しています。時々、気温がプラスになることがあります。0.5度や1度の気温では暖かさは少しも感じられませんが、せめて「プラスになった」との思いだけでも大切にしたいものです。
  ー 01.01 明けましておめでとうございます。今年の元旦は晴れ間の広がる風もない過ごしやすいお天気になりました。妻と娘の三人で近くの琴似神社へ初詣です。この神社には天神社もあることから、間もなく始まる孫のセンター試験の成就を祈ってきました。今年のエッセイは現在作成中です。5日発表をめざして努力中ですがなかなか構想がまとまりません。



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