更新履歴  (令和元年)

     トップへ     ひとり言へ     写真館へ     詩のページへ    平成31年の更新履歴へ 


   

 
47 12.30
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『バスが停まります』、『忘年の記』を発表しました。明日は大晦日、今年も間もなく終わりですね。色んなことのあった一年でしたが、エッセイの発表数は1月から4月まで34本、元号が令和に代わった5月から12月まで72本、合計106本になりました。一年は52週ですから、毎週二本発表の計画ですと年間で104本になります。脳梗塞で入院したり、退院後は自宅引きこもりを余儀なくされた割には、予定通りの発表数が確保できたことになります。へそ曲がりは自認するところですが、それも一つのアィデンティテーだとも思っています。筋の通ったへそ曲がりと行き当たりばったりのへそ曲がりとでは、意味が違うのかも知れませんが、まあ私としてはそれなりに楽しめた一年でした。
 24日と25日の札幌は気象台発表積雪ゼロになりました。雪のない乾いた路面の歩きやすいクリスマスだったのも束の間、翌日から降り始め、28日は大雪になりました。今日は「特徴のないいつも通り」と言うところでしょうか。曇天の気温零度、風もなくここ2〜3日雪もなかったのですが、28日に積もった雪が歩道をつるつるにしています。
 今年の私の発表は、これで締めくくりにします。間もなく正月ですので、年明けの事務所開きはいつになるか未定です。ともあれ今のところ、来年もへそ曲がりを続ける予定です。今年一年のご愛顧を感謝しつつ、皆様のよいお正月とこれからのご多幸をお祈りいたします。来年もよろしくお付き合いください。いいお正月になるといいですね。
46 12.22
 日
 「ひとり言・思いつくままに」に『三題噺』、『無人島に一冊』を発表しました。私の雑文の発表は、基本的に毎週月曜日に二本でした。ただ9月に脳梗塞で入院してから、作品ができた都度発表するようになりました。とは言いつつも月曜日発表の癖がいつの間にか染み付いてきているようです。ところが今日は日曜日です。年の瀬が迫り、慌てているわけではありません。
 実は、今日が今年の冬至であることに突然気付きました。冬至冬初めと言われるように、今日が一年で一番昼の短い日ではあるのですものの、冬本番、つまり寒さの底はこれからです。それを知りつつ、今日が暗さの底であり、明日からは僅かながら昼の時間が長くなっていくことに突然嬉しくなりました。明日も明後日も、私はいつも通りの事務所通いを続けることでしょう。それでも何だかこの嬉しさを示したくて、思わず一日早く発表を繰り上げることにしました。寒いことは寒いですが、雪の少ない穏やかなお天気が続いています。お正月まであと10日ですね。
45 12.16
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『メモの始末ー3』、『老いのあとき』を発表しました。令和の最後にはきっといいことがあります、そう宣伝しているのは年末ジャンボ宝くじの販売ですが、残すところ令和元年も残すところ半月になりました。年末が特別なわけでもないのですが、今年は今年四月に東京へ就職した一番末の孫娘が始めて帰省します。また、そのすぐ上の大学生の孫も間もなく卒業で正月休みに入ります。そしてそうしたささやかな喜びが、正月の一つの楽しみなのかもしれません。全部成人になってしまった孫4人ですが、正月には全員が集まるようです。年老いた祖父母には、そんなちっぽけな喜びが大きな楽しみです。そして祖父には、この秘密の基地での雑文書きもまた張り合いになっています。そろそろ、来年に向けて、このホームページの改定準備もしなければなりません。PayPayはスマホがないため利用できず、QRコードからも同じ理由で疎外されるなど、移り変わる世の中にどこまでついていけるか分かりませんが、ともあれもう少し頑張ります。今日は穏やかな天気になりました。
44 12.09
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『メモの始末ー1』、『メモの始末ー2』を発表しました。今朝は氷点下の気温でしたが、風もなく快晴に恵まれました。きりりと寒い季節はこれから本番ですが、オーバーの背中を通す日差しが少し春先を思わせる、そんな穏やかな天気になりました。単独での事務所通勤も三週間が過ぎました。ヨタヨタ歩きながら、転ぶことも滑ることもなく、なんとか通勤できています。「滑らないように・・・」、これだけを心がけてゆっくりゆっくり歩いています。冬本番はこれからですが、春先の穏やかな天候が心待ちの毎日です。
43 12.04
 水
 「ひとり言・思いつくままに」に『「はず」と「べき」と』を発表しました。束の間の雪融けでした。昨日からまた雪が積もり始め、真っ白な冬の今日になりました。ただ最高気温もマイナスの真冬日なので、ツルツル路面からは解放されていて、それほどの歩きにくさはありません。風も、札幌は比較的穏やかですが、オホーツク海北部の低気圧のせいで、全道的には.30メートルを越える強風があちこちで観測されています。明日にかけても荒れる予想です。
42 12.02
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『身勝手は人の常?』を発表しました。師走12月になりましたね。残された一枚のカレンダーは、様々な思いを伝えてくれます。多くは過ぎ越し今年の名残りではあるのですが、ときに私の80年の生き様であり、ときに訪れるであろう明日に続く日々への思いなどです。ただ、どちらにしてもどことない寂しさを秘めているのは、一枚しか残っていないカレンダーのせいでしょうか。昨夜遅くの雨が今朝も続いています。それで今朝の歩道はすっかり雪がなくなりました。雨はそれほどうれしい天候ではないのですが、すこし暖かく安心して歩ける路面に、事務所通勤が楽しいです。
41 11.29
 金
 「ひとり言・思いつくままに」に『弱者の行末』を発表しました。今日の北海道は、今シーズン最も低温と伝えられています。最高気温がマイナスの真冬日となるのは当然としても、十勝の陸別町では-16.7度になり、北海道全体がすっぽり寒気に囲まれました。昨日の札幌の朝は、寒さはともあれ歩道に雪は無かったのですが、午後から大雪になり真白な雪景色になりました。相変わらず足首は痛く、杖突きながらの滑りやすい道路をヨタヨタ歩いています。滑らないこと、転ばないこと、それだけが、当面の最大目標です。寒さよりも雨が降ったり、暖気で雪が融け、それが凍りつく路面が最大の難所です。
40 11.25
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『政治の役割』を発表しました。昨日はJR琴似駅から事務所まで、往復とも歩きました。入院以来、往復とも歩いたのは始めてのような気がします。足首に多少の痛みは残りましたが、とりあえず入院前の通常に戻れたような安心感がありました。ただ、昨日は例外的に暖かな日和で、風もなく穏やかな気候になったことが、ゆっくり歩けたことの大きな要因のようでした。今朝は雨模様が雪交じりになる天候で、再びバス利用に戻ってしまいました。効果の程はともかく、歩きを含むリハビリへの挑戦みたいな毎日を続けています。
39 11.22
 金
 「ひとり言・思いつくままに」に『非倫理性』を発表しました。季節は行きつ戻りつとは言いますが、11月も月末近くになると寒さが募るばかりです。しかも最高気温はプラスになって、降った雪が多少なりとも融けだします。それが夜間の氷点下で凍りつき、歩道はツルツル路面になって、杖歩きにはとても危なっかしくなります。それでも、とりあえず転ぶことなく毎日通勤しています。昨日は個人番号カードの更新に、西区役所へ行ってきました。2025年まで有効と告げられました。それまで元気に過ごせるよう、毎日を楽しみたいと考えています。今日は、一人で事務所へ出てきました。実感はないのですが、少しずつ回復しているのかもしれません。
38 11.19
 火
 「ひとり言・思いつくままに」に『道具とAI』を発表しました。昨日は地面がつるつるの朝でした。それでも昼には雨模様の暖気となり、帰り道は多少ツルツル路面が残っているものの、安心できる歩行路でした。今日はそのまますっかり融けて、雪の名残りなど残っていない暖かな朝になりました。いつまでこの暖気が続いてくれるか分かりませんが、一日でも長く、と願うばかりです。本日正午現在の外気温は、事務所の外だけの測定値ですが、現在6.2度を指しています。
37 11.15
 金
 「ひとり言・思いつくままに」に『避難指示解除』、『どんと任せなさい』を発表しました。前線を伴った低気圧が、昨夕から今朝にかけて北海道を横切りました。とたんに北海度中が真冬になってしまいました。昨日の帰り道はまだ積もるほどではなかったですが、ちらほら白いものが舞っていました。そして今朝、靴が埋まるほどではなかったのですが、真白な歩道の出勤になりました。気温はどちらかと言うと、昨日より今朝の方が気持ち暖かなのですが、それでも一面の雪化粧はまさに冬本番を突きつけてきます。まだ11月半ばなので、この雪も間もなく融けることでしょう。ホワイトクリスマスに雪がなかった年もありますので、必ずしもすぐに雪に埋もれた生活に入ることになるとは限らないのかもしれませんが、雪融けの始まる4月までこれから長い冬が始まります。
36 11.11
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『電子警告音の怪〜2』、『心が晴れる』を発表しました。妻同伴の事務所通いもすっかり馴れてきました。ワンルームながら、それぞれ本を読み、私はパソコンに向かい、互いにお茶を飲みコーヒーを飲む、バラバラながらそんな日常が当たり前のように続いています。足首の痛みは相変わらずで、湿布を貼ってもそれほど楽にはなりません。数日後に、入院した病院でMRTなどの検査を受ける予定なのですが、徒歩通勤にそれほど効果のある助言はしてくれないでしょう。脳梗塞再発予防のため血液さらさらにする薬と高血圧薬が投与されるだけではないかと思います。「足首何とかして欲しい」が切実な気持ちですが、まあ足首とは、騙し騙し付き合っていくしかないのかも知れませんね。
35 11.08
 金
 「ひとり言・思いつくままに」に『電子警告音の怪〜1』を発表しました。初雪には認定されていないようですが、今朝の西区の通勤途上でチラホラよりももっと僅かながら雪が舞ってました。気温はまだプラスですが、すっかり冬の気配を感じています。この雪が積雪となり、除雪が十分でなくて杖歩きに支障が起きたらどうしょうと今から心配になります。昨夕の夕食はオデンでした。いよいよ鍋の季節になりましたね。通勤そのものは寒いですが、事務所も自宅も暖かく、いよいよ酒のうまいシーズンですね。
34 11.06
 水
 「ひとり言・思いつくままに」に『世界の知恵』、『人類大発生』を発表しました。札幌にもとうとう冬が訪れました。中山峠が一面の雪景色となり、札幌手稲山からも初冠雪が伝えられました。まだ市内の歩車道にまで雪は届いていませんが、天気予報では明日から三日連続で札幌は雪のマークです。事務所まではJRやバスを利用しいるので、歩くのは片道でせいぜい10数分程度の距離ですが、杖ついてのもたもた歩きです。昨年の例から見て、必ずしも毎日きちんと除雪され、路面が見えている歩道を歩けるとは限りません。一日でも積雪が遅く、一日でも早く雪融けが来るように願うばかりです。ともあれ毎日元気に事務所に通えています。日常が少しずつ戻ってきている感じです。
33 11.01
 金
 「ひとり言・思いつくままに」に『安全と錯覚』、『ら抜きの今』を発表しました。今日から11月ですね。手袋の持参は未だですが、すっかり寒くなりました。事務所日参も、妻同伴ながらどうやら毎日続けています。妻同伴で気付いたことがあります。これまでそれほどずさんな事務所生活を送っていたつもりはないのですが、妻とは言え他者の目が近くにあると、どうしても真面目さが先に立つようです。ながらテレビのような習慣は余りなくなりました。おまけにここは秘密の基地で、仕事はほとんどない。つまるところ真面目の形態は、パソコンに向かってエッセイを作ることに集中する姿を見せることぐらいしかないことになる。朝からビールを飲んでもいいのだが、「毎朝事務所通勤」というこれまで妻に見せていたメッセージは、一応「一日中、真面目に机に向かっている」と言うことを伝えていたことでもある。だからそれを今更「昼寝ばっかり」とか「朝から飲んだくれ」、「テレビゲームにうつつを抜かしている」などというスタイルで破壊するわけにはいかない。妻の目が特に気詰まりというわけではないのですが、けっこうエッセイの発表が多くなっていることに気づきます。
32 10.28
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『人生の正解』を発表しました。これで、これまでに発表したエッセイは1500本になりました。これまでに何度も、数が多けりゃいいと言うものじゃない、長い文章だからと言っていいものでもない、と言い続けてきました。1500本も駄文の羅列であり、それほどの人生訓が含まれているわけでもありません。それでもこれまでに16余年を要したことには、自分なりの感慨を覚えています。今年の北海道の冬は比較的暖かい、との長期予報が出ました。少しは通勤路の雪道が楽になるのだろうかと期待しています。先週木曜日から今日まで連続5日間、痛む足を引きずりながら杖スタイルで事務所へ通っています。今日も外は穏やかです。
31 10.26
 土
 「ひとり言・思いつくままに」に『警告と自己責任』を発表しました。昨日に続き今日も事務所へ出てきました。ただし、今日は妻同伴です。キーボードにひたすらに向かう私を、文庫本を読みながら所在なげに見ているだけです。ほとんどの街路樹が色づき、もうすっかり秋になりました。出かける今朝は寒いかと思ったのですが、風も弱く比較的あたたかな日和です。
30 10.25
 金
 「ひとり言・思いつくままに」に『多様化の行き着く先』を発表しました。少しずつ日常(事務所への毎日通勤)が戻りつつあります。今週は月(妻と)、火(娘と)、水は休み、木金は二日とも単独で通勤できました。明日も出てくる予定です。別に意地を張るつもりはないのですが、ヨタヨタ歩きながらどうやらいつもの生活に戻りつつあります。例年ならJR琴似駅から事務所まで、冬場を除いて片道は歩いていたのですが、今は往復ともバスを利用しています。まあこれはやむを得ないことでしょう。毎日出勤にこだわることなく、可能な限りこれまでの日常に戻したいと考えています。ただ、まだ先の話なのですが、歩道も車道も雪に覆われるようになったときに、事務所界隈の除雪が不十分なのが心配です。事務所とバス停との歩きをどうするか、たかだか5〜6分の距離でしかないのですが、今から少し気になっています。
29 10.22
 火
 「ひとり言・思いつくままに」に『風の行方』を発表しました。昨日に続いて今日も事務所へ出てきました。昨日もここへ書きましたが、天皇の即位の式典で今日は臨時の国民の祝日でした。そのため娘が事務所のある地域で友人と食事会をするとのこと。ヨタヨタ歩きの私を事務所まで送り届けることができるとの誘いで、ひとりで事務所で過ごすことにしました。別に女房同伴が嫌ではないのですが、久しぶりの単独事務所も悪くないと出かけてきました。
28 10.21
 月
 「ひとり言・思いつくままに」に『象徴天皇』を発表しました。今日も妻同伴で事務所へ出てきました。明日は新天皇の即位礼で特別に休日なるようですね。それで今日は天皇について書いてみました。毎日が日曜日、を20年も続けている私にとってみれば、祝日であること自体特に意味がありません。今日は比較的暖かなオ天気でした。それでも事務所内は暖房が切れることはありません。暖かいことは、一種の幸せであることに気付きます。
27 10.19
 土
 「ひとり言・思いつくままに」に『七大タイトルの意味』を発表しました。今週は、14日、17日、今日と三日間事務所へ出てきました。いずれも妻同伴ですが、私がパソコンに向かってキーボードを打つ姿を横目に、新聞か本を読むなど所在なげな様子です。それでも少ないながら道路を歩くときには時折フラつくこともあるので、大切な介助になっています。自宅でもストーブ、事務所は既に2日から暖房が入り、ダスタコートでの通いなど、すっかり寒い季節になりました。これまでのエッセイの発表は毎週月曜日に二本という習慣でした。入院して余裕が亡くなっていることもあり、今後は作成できて事務所へ出られた都度発表していこうと思っています。
26 10.14  「ひとり言・思いつくままに」に『とうとう三回目〜3』を発表しました。今日のエッセイで、退院するまでを書きました。台風19号が昨日東京付近から釧路沖へと進み、それと同時に急に寒くなりました。ナナカマドの葉が赤くなってきています。
25 10.10  「ひとり言・思いつくままに」に『とうとう三回目〜2』を発表しました。実は今月2日に退院できたものの、しばらくは自宅リハビリで事務所通いは当分無理だと自認していました。ところがいつもの習慣とはなかなか変えられないようで、事務所通いもリハビリのうちと勝手に理屈をつけて4日には出てきてしまいました。さすがに入院二週間で足腰も弱くなっているのか、少しヨタヨタします。それでも自宅からJR駅まではソロソロで7〜8分、下車するJR琴似駅からさすがに初日はタクシーを利用しましたが、帰途はバスが利用でき、ともあれ一人歩きができました。7日と今日は妻に付き添ってもらって、電車とバス利用でゆっくり歩きながら事務所でこれを書いてます。妻は傍らで所在なげにテレビを見たり本を読んだりしていますが、特に介助の必要もないようなので、そのうち日勤はともかく、週に二三日くらいは一人で通えるようになるのではないかと、これまた自信過剰の男が一人、ここにいます。へそ曲がりになったのは、これまでの脳梗塞の後遺症によるものかと思わないではないのですが、まあ自分なりには無事に乗り越えられたと感じています。これからも、続けられる限り、へそ曲がりの文章にこだわりたいと思っています。今週は脳梗塞による入院経過の一部を書きました。自宅でのリハビリもそれなり大変ですが、とりあえず元気に過ごしています。次回、いつ事務所に出てこれるか分かりませんが、これからも頑張(.るつもり)でいます。
24 10.07  「ひとり言・思いつくままに」に『とうとう三回目〜1』を発表しました。脳梗塞です。
23 10.04  9.18から二週間の入院を経て、どうやら10.2に退院することができました。事務所通勤はしばらく休んで、自宅自己リハビリに専念するようにとの医師やリハビリ担当者からの神託でした。それで病院→自宅直行で昨日一日はどうやら我慢できたのですが、今朝は我慢できず自宅→徒歩→駅→JR琴似駅→タクシー→事務所とほとんど徒歩なしで出てきてしまいました。特に問題なく到着できたのですが、毎日のタクシー利用はちょっときついです。それで時々は利用したいと思っているのですが、琴似駅から事務所までの徒歩なりバスなりの利用ができるようになるまで、自宅での体調回復に専念しようと思っています。そうなると、エッセイの原稿を作成するパソコンも、それをサーバーにアップロードするのも、全て事務所のパソコンを使わなければならないことが障害になります。そんなこんなで、しばらくはへそ曲がりエッセイの発表はお休みせざるを得ないことになりました。手書き→スキャナーで活字変換という方法もあるのですが、稀代の悪筆をマシンが読んでくれる自信がありません。それに編集作業はパソコンには叶わないので、手書きでの掲載は断念することにしました。そのうちに、脳梗塞三回目の再発についても書きたいと考えています。それにつけても、9.28に続く二回目の久しぶりの事務所生活はなんとも言えず快適です。夕方までこのまま楽しみます。
22 09.28  エッセイの発表が遅れているとことをお詫びします。実は、10日前の18日の早朝、突然三回目の脳梗塞に襲われ、タクシーで病院に駆けつけてそのまま入院になりました。症状は落ち着いているのですが左目が斜視になり、転んだときの打ち所が悪かったせいか足首の痛みは車椅子を必要とするほどです。さいわい意識や言語の障害、手足の麻痺などの症状はなく、斜視も注視すると黒目が真ん中に戻るまでに回復しました。ところが眼科医の診断で、白内障や緑内障の疑いもあるとのことで、足の痛みも含めてあと数日の入院が必要になるようです。ただ退院後も、引き続き自宅での自主トレが必要なようです。従って普通に事務所へ出かけられるようになるまでには、しばらく時間がかかりそうです。今日はとりあえず外出の許可をもらい、娘の手助けを得て徒歩、JR、タクシーを利用してどうやら事務所までたどり着くことができました。退院は数日後の予定ですが、そんなわけでいままで順調に発表してきたへそ曲がりエッセイですが、しばらく中断することにいたしました。今のところ、しばらく時間をいただくほかに特別な後遺症も残らないようなので、近々の再会を楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。
21 09.16  「ひとり言・思いつくままに」に『生命誕生』、『ペットとの共存』を発表しました。先週13日が十五夜でした。お天気も良く、帰宅後の午後6時過ぎ6階にある自宅のベランダ越しに妻と二人のお月見でした。あいにく30分ほどで、道路向かいの高層マンションに隠れてしまいましたが、少し赤い見事な満月でした。月には、新月、三日月、十三夜、満月、十六夜、立待月などなど月齢による多彩な表現があります。それは暦を月に頼り、満ち欠けの推移をそれぞれの人生に重ねることが多かったかつての名残りなのでしょうか。日本人は日々の変化を、太陽よりも月に託してきたことが、こんなことからも分かるような気がします。
 今日は「敬老の日」ですね。今晩、自宅で娘二人と食事会の予定です。食べることも飲むことも嬉しいのですが、既に両親を見送った私ども夫婦も、あと数ヶ月で80歳を迎えます。元気で過ごしてはいるのですが、少しずつ見送られる立場に近づいていくことに、どこか複雑な思いを抱かされています。ともあれ私は、このへそ曲がりの雑文を続けていくことに張り合いを感じています。それと最近、東京へ就職した孫娘が自宅に置いていった、高校生時代のアルトリコーダーを手に入れました。事務所でピーピー吹き始めています。半音の指使いが難しいです。
20 09.09  「ひとり言・思いつくままに」に『笑いすぎるテレビ』、『目を見て話す』を発表しました。つるべ落としと言われる季節ですね。「つるべ」など、井戸のない現代ではまさに古語ですが、井戸に水くみの桶を落とす早さに比べられるほど日暮れが早くなっていきます。残る二週間で秋の彼岸になるのですから、当たり前の変化なのかもしれません。その日の晴れぐあい、雲模様で変わるのでしようが、昨日はもう少し明るかったのに、と思えるほど日ごとに黄昏が深くなっていくような感じです。
 ところで先週は台風13号と15号に翻弄された一週間でしたね。13号は石垣島へ上陸し九州西部に大雨を降らせて中国大陸へと進みました。15号は八丈島から東京へと上陸、関東・東北へ大風と大雨をもたらしました。さいわい二つとも北海道にはさしたる影響はなく、過ごしやすい秋になりました。ところが、そのせいなのか分かりませんが、今の事務所の外気温は29.4度、札幌の今日は真夏日の予報です。
19 09.02  「ひとり言・思いつくままに」に『昭和天皇の罪 2』、『加害としての戦争』を発表しました。9月になって、朝夕の暗さが迫ってきたことを感じます。朝は4時過ぎにに眼を醒まします。明るかった毎朝が、ふと気付くと地平線がうっすら明るいまでに暗くなっています。また、夕方は5時頃に事務所を出るのですが、駅のホームはすっかり黄昏になっており、自宅へ着くころには真っ暗ではないものの夜を実感するまでになっています。とりあえず上着なしで通勤しているのですが、時折膚寒さを感じる季節になりました。ナナカマドの街路樹は、葉はまだ濃い緑ですが、実は既にほとんどの樹が真っ赤に色づいています。秋はもう目の前に迫っています。
18 08.26  「ひとり言・思いつくままに」に『ディープインパクトの死』、『昭和天皇の罪 1』を発表しました。お盆(と言っても我が家では墓参りすることもなく、ほとんど無関係なのですが)が過ぎて、やっと涼しい季節になりました。と思う間もなく事務所内は嘘寒さが忍び寄ってきて、暖房開始の時期が気になります。これを書いている午前8時55分、外気温は18.2度で、少し膚寒いです。
 高校野球も終わって、テレビもラジオも日常に戻りつつあります。特にラジオは、朝夕の通勤時間帯しか聴かないのですが、どの番組を選んでも高校野球、プロ野球などの中継に独占され、聴きなれた番組が遮断されてしまうのが気に障ります。
17 08.19  「ひとり言・思いつくままに」に『表現の自由』、『男やもめの自己卑下』を発表しました。先週は台風に翻弄された一週間でした。台風10号が四国の西側を北上し、そのまま瀬戸内海を経由して中国地方を縦断、日本海へと出たのですがそのまま北東に進路を変え、途中で温帯低気圧になったものの巨大なまま北海道沖まで届きました。この台風は、通過後も日本の各地にフェーン現象を招き、新潟県など場所によっては40度を超えるまでになりました。北海道もそこまでは届かないまでも猛暑日を含む蒸し暑い毎日でした。今日は午前9時半現在、どうやら少し落ち着いたようですが、それでも事務所の外気温は26.2度で既に夏日になっています。暑いです。
16 08.12  「ひとり言・思いつくままに」に『AI兵器の意志〜1』、「AI兵器の意志〜2』、
AIの意志〜1』、『AIの意志〜2』を発表しました。この一週間はすっぽりAIにはまっていました。きっかけはテレビで見た「AI兵器が怖い」という一言だったのですが、AIの意志とは何かから始まって人間の意志とは何かにまで及び、AIだけで4本のエッセイを重ねてしまいました。それでも答というか結論は出せませんでした。
 先々週から先週にかけて、札幌は10日連続の30度超えを記録したと報じられました。それでも68年振りと言ってましたから、私が小学生だった70年ほど前にも同じような気候があったということですね。だから今年の暑さは必ずしも異常とは言えないのかもしれません。それでも、朝も昼も夜中も、耐えられない暑さに囲まれる10日もの連続は、高齢の身にはいささかこたえます。ここ数日は多少落ち着いてきていますが・・・。
15 08.05  「ひとり言・思いつくままに」に『出生前診断』、『赤ちゃんへの声かけ』を発表しました。この一週間はすさまじい猛暑でした。岐阜県で38度超えという報道を横目で見つつ、北海道も35度超えの猛暑日が何度もありました。札幌地区も気象台では34度台とは言うものの、場所によっては36度を超えています。そして夜中も28度台の熱帯夜が何日も続きます。事務所はマンション全館の冷房システムを採用しており、各部屋は通風孔のスイッチを入れて冷風を個別に取り入れる方法です。だからなのか、特に部屋の冷風スイッチを入れなくても涼しいのですが、自宅は窓を開放するしか方法がありません。今週の週間天気予報によると、先週よりも最高気温が僅かながら低目になっています。どこまで過ごしやすくなるかは分かりませんが、当たり前の日常が一番気楽で安心なのだと、今更ながらに思います。それにしても、こんな気温は今まで経験したことがないような気がしています。だからと言って異常気象とは断定できないのでしょうが、「観測史上初めて」とか、「50年に一度の豪雨」などの気象庁からの発表を聞くと、どこか「異常」の予感を誘います。
14 07.29  「ひとり言・思いつくままに」に『貴重児』、『男の日傘と善』を発表しました。「そんなの、加齢による鈍感だ」と一蹴されてしまうかもしれません。でも夏の到来を感じる一方で、「どことなくうそ寒い」感触に襲われるときもあります。自宅のストーブも、しばらく使ってはいないのですが、元栓とも言うべき電源コードをコンセントから外すまでの勇気はまだありません。いつ出番となるか分からないような気がしているからです。
 選挙が終わって、街中から騒音が消えました。とは言え「私は○○を実行します」、「我が党は××に命をかけます」みたいにがなり立てていたのが、突然消えてしまったことに違和感も覚えます。選挙の終わりは、そうした主張ややる気の終わりでもあるのか、そんな感触を受けてしまうからです。
 ところで街路樹ナナカマドの実が、オレンジ色に色づいてきました。まだ夏本番とは言えない季節なのに、早くも秋の気配と支度を感じる7月最後の週になりました。
13 07.22  「ひとり言・思いつくままに」に『優しさへの誤解』、『無すらない』を発表しました。夏至からほぼ一ヶ月、やっと寒さから解放されるようになってきました。昨日が参議院選挙の投票日でしたね。私はすでに一週間程前に妻と不在者投票を済ませたので、のんびりとした一日でした。選挙って一体何なのだろうと思うことがあります。国政に対する国民の大切な意志表示という意味の分からないではありません。そしてそれは国民の総意と言う意味での国政への付託であって、決して投票者個人の思惑を実現するものでないことも十分に理解しているつもりです。それでも、憲法改正問題、年金問題、そして原発の将来などなど、多様な問題が提起されているときの「一票の意味」が分からなくなってきます。私の意見と完全に一致するような政党や立候補者が、予算としての財源をしっかり示せず、更にはその政党からの立候補者数が少なく、仮に全員が当選したとしても、国政の中では少数派にとどまってしまい、投票者の意志など実現不可能だと思われるときなど、そんなときの「一票」とは果たしてどんな意味があるのでしょうか。
12 07.15  「ひとり言・思いつくままに」に『人工知能とブラックボックス』、『倫理とAI』を発表しました。先週から今週は、AI尽くしのテーマになってしまいました。別に時代の先端を行くAIを学ぼうとか、理解しようなどと思いついたわけではありません。どちらかと言うと、私がAIを理解できないことへの反感、更にはメディアを含む社会の流れが、あたかもAI信仰に凝ってしまったかのように崇拝に流れていることへのへそ曲がりがあるように思います。それは理屈抜きに、「人間を馬鹿にするな」みたいな理屈抜きの感情論であり、一種の嫉妬に似ているかもしれません。自らの劣等な能力を棚において、頭のいい仲間を中傷したり、イケメンや美人の同性にいじめを加えているのと同じなのかもしれません。つまるところ私の意識と言うのは、この程度のものに過ぎないのだとエッセイで自白したようなものです。極めて単純でお粗末な感情です。『かなわない者を蔑んだり、無視したり、馬鹿にしたりするのは、能力のない者の常套手段』、ただそれだけの矮小な思いなのかもしれません。それでもどこかに人工知能不信が残っています。
11 07.08  「ひとり言・思いつくままに」に『個性ってなに?』、『カーテン開けて』を発表しました。カーディガンまで羽織ることはなくなりましたが、なんとなく嘘寒い日が続いています。外気温は26度と真夏日を示しているのに、部屋の中は24度と少し寒いです。集中冷房で、マンションごと冷房しているせいだからなのかもしれませんが、一階は年中寒さに弱いです。
 7月4日に参議院選挙の公示がなされ、21日の投票日に向けて選挙戦が開始されました。争点は2000万円ないと老後は年金だけでは生活できないとする金融庁の報告から端を発した年金問題、二度の延期から再開された10月からの消費税8%から10%への増税の可否、そして自衛隊を憲法9条に明記することを基本とする憲法改正問題などが中心になるようです。投票率の低下が続くこの頃の選挙ですが、果たして国民の審判はどうなるのでしょうか。政治不信というだけでは済まされない世論の動きなど、国民の姿勢が問われる選挙戦が始まりました。自宅からの投票所は少し遠いので、事務所近くの西区民センターでの不在者投票がここ十数年の習性になっています。
10 07.01  「ひとり言・思いつくままに」に『少年法の意味』、『終活は誰のため』を発表しました。いよいよ7月ですね。地域的にはまだら模様ながら、北海道にも気温30度を超える真夏日が表れるようになりました。季節としてはまさに夏なのでしょうが、今の外気温は19度、室温は21度です。どことなく寒さが忍び寄ってきます。数日前にも、朝だけでしたが、自宅でストーブをつけました。高齢者は熱中症に鈍感だと言われていますが、逆に寒さには敏感になるのかもしれません。ともあれ事務所が嘘寒いのは、どことない中途半端な環境に無理やり置かれているような感じです。そはさりながら、山の木々も街路樹も、てんこ盛りの緑で自らを着飾っています。濃い緑から黒い緑への変化が、真夏の近づきをそれとなく知らせてくれています。
 9 06.24  「ひとり言・思いつくままに」に『テロリストらしい顔』、『得体の知れない生き物』を発表しました。一昨日が夏至でした。昼間の時間が一番長いことと、その日が一番暖かいこととは結びつかないことくらいは知っている。地面が暖まって、その放射熱が地上の空気を温めてから真夏になるので、時期的には一〜二ヶ月ほど遅れるというカラクリも知っている。それでも、「部屋が寒い」というのは、どことなく夏至と言う言葉とは矛盾するような気がしてなりません。毎日のようにカーディガンを羽織って過ごしています。自宅では時折ストーブを愛用しています。
 来週の発表は7月ですね。暖かな季節に早くめぐり合いたいものだと、ひたすら焦がれている毎日です。数日前、北海道税理士会から会員歴20年の表彰状が届きました。税理士を20年やっているということは、退職後20年が過ぎたと言うことでもあります。税理士稼業も少しずつ熱が入らなくなってきていますが、改めて20年と言う長さを味わっています。
 8 06.17  「ひとり言・思いつくままに」に『ガンで死にたい 2』、『不条理な殺人』を発表しました。今週の発表は、二本とも死がテーマになってしまいました。それだけ私の中で死が意識されるようになってきているのでしょうか。とは言いつつも、このエッセイを読み返してみると、どうも死に対する私の立ち位置が今ひとつはっきりしていないことが分かります。この歳になってもまだ、私の中では生に対しても、そして死に対しても、どこか中途半端なままのような気がします。
 5月は比較的暖かい日が多かったような気がしています。それに反して6月は、寒いと思えるような日が続いています。暖房中断がそんな気にさせているのかも知れませんが、この寒さは寒暖の揺らぎの程度を超えているような感じです。
 昨日は父の日でしたね。仕事の都合などで、前日の15日に娘二人と自宅での飲み会でした。その二人が寝てしまい、残った妻と夜中の三時過ぎまでおしゃべりしてしまいました。空っぽになった土産の酒瓶に、昨日はいささかの二日酔いでした。
 7 06.10  「ひとり言・思いつくままに」に『ガンで死にたい 1』、『それは勇気なのか』を発表しました。数日前に事務所を含むマンション全体の暖房が中断されました。理由は単純、「もう夏だから」です。間もなく全館冷房が動き出すことでしょう。それでもここ数日、寒い日が続いています。事務所のある階が一階だから、特に寒く感じるのかもしれません。五階の住人はきっと、暑いのを我慢しながら、冷房が入るのを待ちわびているのかもしれません。寒いと思う人がいて、他方に暑いと思う人がいる。そんなそれぞれが混在するとき、どこかで妥協しなければと思いつつも、こうした中途半端な季節の変わり目には毎年いじめられています。カーディガンを羽織ることもあるのですが、それでもまだどことなく嘘寒さが忍び寄ってきます。:現在午前10時、事務所の外気温デジタル温度計は、20.9度を指しています。室温は22度、少し寒いです。
 6 06.03  「ひとり言・思いつくままに」に、『プラネットハンター』、『根源的な時間に生きよ』を発表しました。比較的暖かかった5月でしたが、6月に入りましたね。残る3日で事務所の暖房は止まりますが、このまま暖かい日が続くように願うばかりです。路上に雪の残っている時期は、朝は毎日JR駅から事務所までバスを利用します。でも4月の初旬頃から少しずつ徒歩になり、5月は完全に往復とも徒歩になります。とは言っても、杖をつきながらのヨタヨタ歩きなので、下ばっかり見ていることが多く、なかなか空を見上げるような雰囲気にはなりません。それでついつい、街路樹の緑、桜の開花や散り際、街を歩く人たちの服装、途中にある大型デジタル温度計の目盛り、商店街の陳列などなど、季節の変化を味わえるような気づきが少なくなってしまいます。間もなく80歳という覚悟をどこかで味わいつつ、へそ曲がりの老税理士は毎日の秘密の基地への通勤にいささかの生き甲斐と喜びを感じています。
 5 05.27  「ひとり言・思いつくままに」に『現代版くもの糸』、『紛糾する戦争発言』を発表しました。ナナカマドの樹の下は粉雪のように花びらが撒き散らされています。北海道はあらゆる花と言ってしまうと誤解がありますが、そう言いたくなるくらい花満開の季節を迎えました。時折スイッチを切ることはありますが、事務室の暖房も断続するような季節になりました。
 それでも未だ5月だというのに、気温が30度を超えるとか近いとか言われることには、いささか驚きます。それも沖縄よりも高温だなどと報道されると、単なる気候の揺らぎを超えて異常のような気さえします。この土曜・日曜そして続く今日月曜は札幌も最高気温35度を越える予報が出ています。昨日は北見では39.5度、札幌の月曜日の今朝の事務所の外は26.5度を示しています。先週のここへは、事務所の暖房は6月6日までとの予告があったと書きましたが、5月としては観測史上初との35度超え予想に、今日までの三日間は臨時に暖房が停止されました。
 4 05.20  「ひとり言・思いつくままに」に『れば、たら、だろう』、『やらせと真実』を発表しました。待ちわびていた桜の頼りも、あっと言う間に過ぎてしまいました。近くの西区役所の駐車場の脇にも、巨木とも言える桜があるのですが、今年はつい見る機会を失ってしまいました。数日前に足を延ばしてみたのですが、すっかり葉桜になっていて花びらのカケラさえも見ることはできませんでした。まさに「三日見ぬ間の」であり、「三日見ぬ間に」をまざまざと知らせてくれました。代わりに、ライラックが赤紫についで白い花をつけ、ナナカマドの街路樹も粉雪のような白い花びらをつけています。
 一階の事務室はまだ寒いです。通勤もコートを着たり脱いだりの日が続いています。事務所の入ってるマンションの掲示板に、非情にも「暖房は6月6日まで」の宣告が貼られました。またぞろ、嘘寒い日々を経験しなければならないのかと思うと、今から心が重いです。
 3 05.13  「ひとり言・思いつくままに」に『割り切りことの違和感』、『墓あばき』を発表しました。令和になって10日余りが過ぎ、どうやらお祭り騒ぎも落ち着いてきたようです。それでもその落ち着きさには、どこか日本人の一過性というか飽きやすさみたいなものを感じてしまいます。もう少しドンちゃん騒ぎが続いて欲しいというのではありません。ただ、あんなにはしゃいでいたのを急激に日常に戻してしまえる日本人に、どこか冷たさみたいなものを感じます。10連休があったからこそのお祭りだったのかもしれませんし、そしてメディアや政治主導などによる作られたお祭り騒ぎだったのかもしれません。ただ、「後の祭り」のひんやりした落ち着きに出合うと、逆にあの大騒ぎは一体何だったのだろうと思ってしまいます。元号変更など、まるでどこか遠い国の出来事だったように、今は静かな日常が戻ってきています。
 2 05.06  「ひとり言・思いつくままに」に『AIは噛みません』を発表しました。また、「気まぐれ写真館」に札幌円山公園で花見をしてきたときの写真、『平成最後の札幌さくら旅』を発表しました。
 平成天皇の退位、令和天皇の即位の行事も無事に終わり、本州以西では風雨の強い天候になった地域も多かったようですが、少なくとも札幌はこの一週間、穏やかな日々が続いています。年号が変わったからと言って、メディアのはしゃぎ振りはともかく特に変化はありません。それはまさに12月31日と1月1日への移行と少しも違いません。そういう意味ではこの移行へのはしゃぎ振りは、人々の心の中の一種の思い込みなのかもしれません。だからせいぜいが、「来年はきっといい年になる」みたいな願望だけの、錯覚の世界に遊んでいるだけなのかもしれません。だとしても、そうした思いに浸る楽しさだけは存在しているように思われますし、それだけ現在が平和だということでもあるのでしょう。ともあれ、今日で過去最長と言われる10連休も終わりですね。令和元年6日目の5月第一月曜日の6日、これからもよろしくお願いします。
 1 05.01  「ひとり言・思いつくままに」に『令和考』を発表しました。今日から年号が平成から令和に変わりました。退位と即位の中継以外、物理的にも、そして事実上も特に変化の少ない日常が淡々と続いています。それだけ象徴天皇に対する国民の思いが、いわゆる第二次世界大戦そして被爆国日本などの歴史を含んだ昭和天皇の時代とは、どこかで区切られているからなのかも知れません。
 昨日は妻と二人で、平成最後の日の意味を込めて、札幌円山公園へ花見に行ってきました。丁度快晴のもと、ワインとサンドイッチなどの軽い花見の宴でしたが、満開の桜の下、風もなく穏やかな一日でした。今日はいつも通りに事務所へ出てきて、一人でこれを書いています。いつもながらの静かな事務室、外気温は17度を示しています。
 令和の感触については今日発表の「令和考」をお読みください。今後ともよろしく・・・。



                   トップへ     ひとり言へ     写真館へ     詩のページへ    平成31年の更新履歴へ