更新履歴  (平成24年)

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53 12.31 今年もどうやら健康に大晦日を迎えることができました。事務所の床掃除やシャワールームの清掃、それに台所の茶碗や鍋の整理などもすませました。大掃除というには程遠い手抜きスタイルですが、部屋に向かってどことなく「来年もよろしく」と声をかけたいような心境です。
「思いつくままに」に『100まで生きるバカ』と『大学の意味』を発表しました。今年は「思いつくままに」に94本、「沖縄旅日記」に16本の計110本の作品を発表することができ、これまでに発表したエッセイの累計が932本になりました。来年の秋頃には1000本を超えるかも知れません。駄文をいくら重ねても金ぴかに輝くことなどないことくらい承知していますが、駄馬の身にはせいぜい数えるくらいしか能がないようです。折に触れてのご訪問ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。
52 12.24 冬至が開けて3日目である。まだ日の出は年明けしばらくまで遅くなりつつあり、それを凌ぐ日没の遅れが日差しの長さを支配していることは知識として知っている。それでも、毎朝の起床の窓のカーテン越しに見える東の空の色が、どことなく気になってしまいます。
「思いつくままに」に『生老病死の分からん』と『スポーツの混乱』を発表しました。もう、クリスマスにはすっかり縁のなくなった身ですが、ラジオから流れるバッハのクリスマスオラトリオにどことなく安らぎを感じています。様々な編曲で歌われるアメージング・グレィスも少しずつ耳に届いてきます。日本にはどうしてこんな豊かな宗教曲が生まれなかったのでしょうか。
51 12.17 昨日が衆議院選挙の投票日だった。投票は午後8時で締め切れられたが、テレビ各局はそれぞれに開票速報の特別番組を設けて夜っぴいて報道していた。徹夜で付き合う視聴者がいるから徹夜で報道するのだろうが、普段どおり寝てしまった。
「思いつくままに」に『孤独の恐怖』と『脱原発の行方(1)』、『脱原発の行方(2)』を発表しました。今朝の選挙結果は、自民を中心とするグループが自民294、公明31の325議席を獲得し、安定多数たる3分の2を占める圧勝となった。与野党が大きく交代する現在の選挙制度は、どこか「国民の総意」とはいささかかけ離れているような気がしないではないけれど、経済、外交、税制など多難な日本の舵取りをどうかしっかり頼みたいものである。
50 12.10 一年も経つと去年の雪のことなど忘れてしまっているが、なんだか今年の雪はやけに多いような気がしている。雪のないクリスマスの記憶が強いのは、それが珍しかったからなのかも知れないけれど、滑らないように、転ばないようにと通勤にも気を遣います。
「思いつくままに」に『働く母親の意味』と『ロボットとの会話』を発表しました。衆院選挙も残すところあと6日です。さて、国民はどんな選択をしたのでしょうか。
49 12.03 カレンダー残り一枚の姿というのは、どこか所在なげに見えますね。明日が衆議院選挙の公示日ですが、駅前広場、交差点などなど朝早くから拡声器が怒鳴りあっています。当選しなければ公約は実現できないと考える思いと、とにかく当選することだけが目的だとする思いとの違いはどこで見分ければいいのでしょうか。
「思いつくままに」に『麻山(まさん)があった(1)』と『麻山(まさん)があった(2)』を発表しました。政治に白紙委任をするわけにはいかないことは分りつつも、当選には数万票、数十万票が必要であることと、私の持っているのは一票でしかないことのギャップを否応なく感じてしまいます。12月に入ったばかりなのに、札幌は22センチもの積雪です。
48 11.26 衆議院選挙を目指して16とも言われる政党が乱立して、各党からの離合集散もまた目まぐるしいものがあります。「落ちればただの人」なんだから、国会議員にしがみつく思惑は分からないではないけれど、立候補者全員が「国民のために」を乱発する姿勢にはどこか大道の安売り合戦を思わせるものがあります。
「思いつくままに」に『政争体験と平和』と『汚染地域はずし』を発表しました。キャッチフレーズに惑わされず候補者の意見をよく聴いて、と識者はしたり顔で解説しているけれど、そういうこととネジレで国会が停まったままになる状況とはどこで整合性をとっていけばいいのだろうか。
47 11.19 昨日18日、札幌は観測史上最も遅い(らしい)初雪になりました。地面に吸い込まれる雨まじりの雪は真冬の雪よりも冷たくみすぼらしいと思う間もなく、今朝は歩道に積もるまでになっていました。先週末の唐突とも思える野田総理大臣の解散宣言によって来月16日が衆議院議員の投開票日になり、師走のあわただしさが一層上書きされることになりそうです。
「思いつくままに」に『医療と病院の規則』と『変わる音楽の好み』を発表しました。さてこれからの数週間は、白紙の年賀状に追い立てられる日々が続きそうです。
46 11.12 7日に立冬が過ぎ、次の節季は22日の小雪ですね。週間天気予報は今週中の札幌での初雪をマーキングしています。気温氷点下はまだのようですが、間もなくオーバーコートのシーズンになりそうです。
「思いつくままに」に『愛を読む人』と『ドーピングとパラリンピック』を発表しました。事務室の暖房は快適です。もしかしたら私の寒がりは、事務所の暖房が十分過ぎて依存症にかかっているせいなのかも知れません。
45 11.05 実は寒いのが苦手です。だから冬は嫌いなのですが、仕事を減らしている事務所生活での外歩きはほとんど必要がなく、せいぜいが毎日の通勤と時々の買い物くらいです。その代わりに冬の生活は自宅も事務所も電車の車内も暖房がゆったりで、秋や春よりも暖かで過ごしやすいことこの上ありません。
「思いつくままに」に『掟、そして畏れ』と『減っていく私の居場所』を発表しました。時々の事務所での居酒屋も、鍋料理の出番となり簡単にできること、暖房の効いた部屋でのビールも美味いなど嬉しい季節になりました。
44 10.29 札幌はまだですが、北海道各地から初氷や初霜などの便りが聞かれるようになり、朝の天気予報に氷点下の気温の表示も現れはじめました。レインコートをしっかり着込み、手袋をかばんに押し込んでの通勤スタイルになりました。
「思いつくままに」に『勝った、巨人負けた』と『いじめ解決策などない?(2)』を発表しました。残す2日で10月も終わりですね。すっかり薄くなってしまったカレンダー、そして100円ショップや文具店の店頭に賑わう来年のカレンダーが、間もない今年の終わりを告げています。
43 10.22 札幌の山、手稲山にも初冠雪がありました。マンションや区役所などの高い建物に囲まれた1階の我が事務所の窓は、午後5時になる前にすっかり暗くなってしまいます。通勤の駅への往復もコートの襟をたてチャックを首元まで絞めて、なんとなく首をすめて歩いています。
「思いつくままに」に『猿薬殺からの連想』と『いじめ解決策などない?(1)』を発表しました。こんな歩き方だとますます年寄りの風体に近づくような気がして、時々背中を伸ばすように自分で喝を入れています。
42 10.15 予告どおり9日から暖房が入りました。暖かい部屋というのは、それだけでどこか幸せな気持ちになれます。他愛ないといえば他愛ないですが、中途半端な寒さというのが一番落ち着かないのでインスタントながらコーヒーの味も格別です。
「思いつくままに」に『尊厳死の意味するもの』と『オスプレイに隠れているもの』を発表しました。暖房が入ったとたんに気にするのは早すぎますが、来年の6月の切替までこれから長い冬が始まります。北海道各地の山々から初冠雪の便りが届き始めました。
41 10.08 今年の夏は北海道でも暑かったからなのか、去年より10日遅れで明日から事務所で暖房が入ります。我が家では2日前からストーブのスイッチを入れました。この時期の中途半端な寒さが、どちらかというと一番こたえます。
「思いつくままに」に『スポーツの審判』と『面積を秤で量る』を発表しました。一昨日6日の土曜日、北海道の屋根大雪連峰黒岳で初雪が降りました。そう言えば富士山も数日前に初冠雪でしたね。北国は間もなく長い冬に入ります。
40 10.01 今日から10月ですね。6月、7月に寒い寒いを連発していたのが、8月になってどうやら夏を感じ始めたのも束の間、数日前から先週の冒頭の言葉を実感するようになりました。最近の事務所では2ヶ月ぶりのカーディガンを羽織っています。台風17号は昨日愛知県に上陸し日本縦断の様相でした。北海道危うしだったのですが、暴風圏が襟裳岬をかすめるコースだったことで札幌にはほとんど影響がありませんでした。
「思いつくままに」に『医者と薬と』と『ニュース番組の縄張り』を発表しました。昼夜の時間の割り振りは、気象とは無関係に厳格に決まるのだと実感しています。真っ暗になった帰り道に、寒さ共々初冬の予感があります。
39 09.24 暑さ寒さも彼岸まで。恐らくこの言葉は江戸や関西に住む人たちの実感からきたものだろう。だから彼岸を過ぎた蝦夷地たる北海道には、場合によっては初冬の装いが見えてきてもいい季節のはずである。気象的には高気圧がどうの前線がどうのと理屈はつくのでしょうが、変な暑さはまだ続いています。
「思いつくままに」に『東日本大震災の後遺症』と『ラブゲーム』を発表しました。暑さはともあれ自宅へ戻る時間帯はすっかり暗くなり、起床と日の出が重なるようになってきています。
38 09.17 やっぱり今年の季節はどこか変です。6月、7月、どことない嘘寒さを感じていたのも変でしたが、間もなく秋の彼岸だというのに25度を超える日が続き、通勤に下着が汗ばんできます。
「思いつくままに」に『国破れて山河あり』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(16)旅の終り』を発表しました。JR琴似駅の1番線ホームから窓越しにいつも見えていた三角山が、いつの間にか稜線だけのシルエットになり、この頃は闇に溶け込んで姿さえみえなくなりました。事務所での居酒屋の料理も、そろそろ「鍋」の出番でしょうか。
37 09.10 まだ残暑のままですが、夕方の帰途の空が暗くなり、吹く風にも秋が感じられるようになりつつあります。昨年は9月22日に暖房が入っています。今の状況からは信じられないですが、これから急速に寒くなっていくのかも知れませんね。そう言えば、いつもは腕まくりのワイシャツでの出勤が、今朝は袖を下ろしてしまいました。
「思いつくままに」に『私と石仏』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(15)鹿児島入港』を発表しました。街路樹のナナカマドの赤い実がきれいです。
36 09.03 この程度の変化は季節の揺らぎに入るのでしょうが、この2週間ばかりは暑い日が続いています。8月末になって北海道での今年の最高気温記録なんてのは、どこか変な感じがしています。ななかまどの葉に次いで、実もオレンジ色を濃くしていっています。
「思いつくままに」に『フランダースの犬』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(14)奄美へ』を発表しました。9月になって、ワイシャツ姿での事務所通いもそろそろ終わりになるのでしょうか。
35 08.27 全国的な傾向でしたが、先週の暑さは節季の「処暑」とは裏腹に異状に感じるほどでした。朝夕の陽ざしの強さは確実に昼の時間が短くなりつつあることを伝えています。沖縄は史上最大級とも言われる台風15号で大変でしたね。旅日記をワープロで再録しながら、かつての記憶を呼び起こしています。
「思いつくままに」に『孫からの強迫』と『おみこしワッショイ』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(13) さらば沖縄』を発表しました。間もなく8月も終わりですね。この10日間ばかり風邪気味で、熱はないものの時々咳に襲われています。寒いのは苦手なこともあって、9月の声を聞くのが今から億劫です。
34 08.20 夕暮れが早まってきたのに次いで、朝6時頃に起床したときの日の出にも力の陰りが見えてきているように感じています。日中の買い物に汗ばむことはありますが、立秋からほぼ2週間が過ぎて今年の夏はこのまま終わってしまうのでしょうか。
「思いつくままに」に『フルヒ落シテキタモノ』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(12) 沖縄最終日』を発表しました。久しぶりのような気がしていますが、今日は朝早くから激しい雨が続いています。大振りの傘をかざしての事務所出勤でしたが、ズボンのすそまで濡れてしまいました。
33 08.13 夏らしい感触とは裏腹にコスモスに秋の気配を感じると書いたばかりですが、その気配に拍車をかけるように夕暮れが迫ってきています。夏至から2ヶ月、あと一月足らずで秋の彼岸ですから当たり前といえば当たり前ですが、残暑の気配は思い過ごしでしょうか。
「思いつくままに」に『トイレの目隠し』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(10) 南部戦跡めぐり』と『(11) コザを歩く』を発表しました。日本時間今日早朝の閉会式で、やっとオリンピックが終わったと思ったら、祝勝会とか反省会みたいな番組がまたぞろ多発しそうな気配を見せています。おまけに高校野球までが始まってしまい、いつになったらスポーツ番組から解放されるのか気の重いしばらくが続きそうです。
32 08.06 時々朝晩の外気に膚寒さを感じることはあるものの、どうやら夏らしい感触を味わっています。ところで先週は一本だけに気づいたコスモスでしたが、少し注意してみると軒先や街路樹の間の草むら、そして住宅や倉庫の周りなどなど、いたるところに見ることができるようになりました。人には秋の気配を感じる風情はまだですが、花は敏感に季節の移ろいを感じているのかも知れませんね。
「思いつくままに」に『鈴木いづみという女がいた』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(9)  宮古島海水浴』を発表しました。それにつけても連日のオリンピックの加熱した報道に、なんとかならないものかと悲鳴をあげたくなるようなこの頃です。
31 07.30 やっと札幌にも最高気温30度超えが出てきて、夏らしい感じがしてきました。通勤経路を少し変えて今はすずかけ(別名マロニエ)の街路樹を見ながら歩いています。まだ鈴のような実は見えませんが、この樹は木肌が大きく剥けてくるのですね。自然に剥げ落ちた木の皮が道に散らばっています。珍しいな樹だなと思いつつ、ふと民家庭先に一本だけですがコスモスの花が咲いているのを見つけました。あっ、コスモスだと心の中で思い、コスモスの別名が「秋桜」と書くことを思い出しました。コスモスの気が早いのか、それとも秋の気配が近づいてきているのでしょうか。
「思いつくままに」に『生き残っている魔女』と『私刑の時代』を「沖縄旅日記むかしむかし」に『(8) 宮古島』を発表しました。
30 07.23 なんでもあっさりと異常気象などと言ってしまうことには抵抗があります。それでもテレビ中継で豪雨やがけ崩れなどの被害者が「生まれて初めてです」とか「聞いたこともありません」などと表現するのを聞いていると、少なくとも人生を一区切りとするような意味では最近の気象には「異状」の名を冠したいような気がします。北海道の真夏の低温注意報も含めてですが・・・。
「思いつくままに」に『一輪挿し』と『自白と可視化』を発表しました。沖縄旅日記はまだ半ばですが、ほかに書きたいことが出てきたこともあってとりあえずワープロ中断の状態です。
29 07.16 九州北部では死者26人もの豪雨ですね。「これまでに経験したことのない・・・」などと気象庁も新しい用語まで使って警告に必死ですが、地球上には旱魃の地域や豪雨禍の地域などが同時に混在していて、どこかちくはぐなのが気になります。そして九州の豪雨は38度とも予想される猛暑日を引き連れてきたようです。
「思いつくままに」に『拡散する依存症』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(7) 石垣島・竹富島』を発表しました。梅雨のない北海道ですが、今日の事務所の外気温は18度を切っています。少しの風にも上着なしの通勤は、どこか膚寒さが忍び寄ってきます。
28 07.09 事務室でカーディガンを羽織るのはどうやら我慢できるようになりましたが、それでもどことないうそ寒さがつきまといます。本州からは熱中症の報道が引きもきらずですが、そうした解説の中に「老人は汗をかきずらく、そのぶん体温を下げる機能が低下している」とありました。真夏の寒がりは私が老人だからなのでしょうか。もしかしたら凍え死にそうな体感の中で、突然熱中症になってしまうようなことが起きるかも知れませんね。
「思いつくままに」に『梅ちゃん先生再び』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(6) 宮古島経由石垣島直行』を発表しました。沖縄日記、40年の記憶の落差は、忘れているだけでなく記憶の塗り替えにもつながっていることに驚かされます。
27 07.02 7月になって気温が20度台になりどうやら少し暖かくなってきましたが、まだカーディガンを着たままです。冷房のスイッチは切ってあるのに室内が涼しいのは、建物全体の冷房が間接的に影響しているからなのかも知れません。
「思いつくままに」に『謝罪システムの再構築』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(5)名城海水浴・琉劇鑑賞』を発表しました。40年ぶりの沖縄との再会は、日記と記憶の差に驚くばかりです。
26 06.25 夏至が過ぎたのに、北海道は依然として最高気温が10度台のままです。一日中カーディガンが手放せません。
「思いつくままに」に『遠くなる梅ちゃん先生』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(4)辺戸岬・与儀公園復帰デー参加』を発表しました。先週土曜日6月23日は沖縄・慰霊の日でした。沖縄とは日本にとってなんだったのか、そしてそれ以上に琉球王朝にまでさかのぼった沖縄が沖縄にとってなんだったのかが問われているような気がします。そうした思いの中には、日本もまた沖縄を力ずくで占領したのではないのだろうかとの思いも重ねてしまいます。旅日記の今日の発表は与儀公園での最後の復帰デーへの参加でした。
25 06.18 3日後の21日が夏至ですね。最高気温や最低気温が夏至や冬至から二ヶ月くらい遅れることくらいは知っています。恐らく地面の温度が日差しから少しずれるのが原因になっているのでしょう。でもイメージとしては夏至は暑さの一つの象徴です。にもかかわらず今年はなぜか寒いです。事務室内でのカーディガン姿も定番になりました。
「思いつくままに」に『外部被曝のリスク』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(3)那覇散策』を発表しました。ヨサコイ祭りもライラック祭りも終わり、北海道神宮祭も終わりました。間もなく大通り公園の野外ビァガーデンをメインにした札幌夏祭りが始まることでしょう。
24 06.11 ライラックも木によっては枯れ始めてきています。色々な花が一斉に見られる6月の北海道ですが、短いながらもそれぞれに移り変わりを感じることができます。ヨサコイ祭りが始まりました。大通公園近くではアカシヤの花が豊かに房を垂らしていることでしょう。
「思いつくままに」に『落ち着かない一冊』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(2) 那覇到着』を発表しました。昨年春の桜あたりからカメラを持つのが億劫になり、続くヨサコイ、そして雪祭りと例年の写真撮影から遠ざかっています。撮影スタイルにマンネリを感じてきたからなのか、少し痛む足が拍車をかけているせいなのか、ともあれ今年のヨサコイも気が乗りません。
23 06.04 6月に入って事務室の空調が暖房から冷房へ切り替わりました。本州は真夏日だの猛暑日だのと騒がしいですが、札幌の朝晩はまだ寒いです。冷房になったとたん(と言っても冷房そのものはまだ先で、今は送風だけですが)、カーディガンを着込んでいます。
「思いつくままに」に『へびと幽霊』を、「沖縄旅日記むかしむかし」に『(1) 旅立ち』を発表しました。ライラックの盛りはまだ続いていますが、ななかまどの白い花が街を彩りはじめています。
22 05.28 間もなく6月になろうとしているのに、そして本州では猛暑と節電とが重なってどうしたら省エネを目指せるかなどが大きな話題になっているというのに、北海道では「少し寒いけど、今日はストーブ我慢しようか」みたいな日が続いています。
「思いつくままに」に『私と沖縄復帰40年』と『金環日食2012』を発表しました。桜はほぼ散って、今札幌はライラックの盛りです。少し涼しめの過ごしやすい季節は、風もまた爽やかです。
21 05.21 今朝は日本では鹿児島・大阪・東京コースでは9百数十年ぶり、東京だけでも173年ぶりと言われる金環日食の日でした。中心帯が鹿児島から東京を通って太平洋へ抜けるコースで、残念ながら札幌は開始6時33分、食分84%の部分日食でした。それでもわくわくしながら朝5時半に起床して待ちました。あちこちに雲は見えるもののとりあえず快晴状態です。歯磨き、洗顔、朝食、着替えなどなど、朝はけっこう忙しいのですが、どうやら鑑賞することができました。その顛末については来週のエッセイで発表したいと思います。
「思いつくままに」に『冬眠する太陽』と『入り口と出口のすり替え』を発表しました。低温注意報、霜注意報が出ていて、相変わらず寒さの続く北海道です。
20 05.14 自宅から事務所までを毎日歩いて通っていたときには、季節の変化が直接膚で感じることができたなぁと今更ながら実感しています。足首が痛んできて、この一年JRの定期で通うようになってからは、道すがらの季節の情報が伝わりにくくなってきています。妻が摘んできたたんぽぽの花がテーブルに置いてあるのを見て、不意打ちの春を感じてしまいました。
「思いつくままに」に『答えのない引きこもり』と『アフリカの国境線』を発表しました。ふと眺めた遠くの山並みからすっかり雪がなくなっていることに改めて気づきました。それなのに先週の気温は4度前後と寒く、札幌はどうやら免れたのもののオホーツク沿岸では桜並木に積もるくらいの雪模様になりました。
19 05.07 5月に入って突然暖かくなりました。この程度のことで地球にとって異常気象だなどとは決して思いませんが、札幌での桜は5月1日開花、2日が満開という珍しい現象が起き、これは観測史上1977年に次ぐ2度目の出来事だそうです。旭川ではなんと5月2日に開花と満開が同日となり、これは全国的にも始めてのケースだそうです。
「思いつくままに」に『わがままな死』と『新聞記事と記者』を発表しました。日中の気温も23.2度まで上がるなど7月並みとも言われたようですが、今日はカバンを持つ素手が寒く感じ部屋にはまだ暖房を入れています。まあ、並みの5月と言うところでしょうか。
18 04.30 ようやく暖かくなってきました。まだ北海道の桜便りは聞こえてきませんが、開花宣言まであと一週間くらいでしょうか。花冷えの語もあるくらいなので、桜の季節はまだ寒さが残るのでしょうが、それでもどことなく浮き浮きした気持ちにさせてくれます。
「思いつくままに」に『原子炉再稼動の怪』と『あぁ、招婿婚』を発表しました。部屋の暖房は入れたままですが、それでも日中僅かですがスイッチを切ることもあるようになってきました。いよいよ明日から5月ですね。
17 04.23 春分の日から一ヶ月にもなろうとしているのだから当たり前なのかも知れないけれど、昼の長さも明るさもそのままの季節を知らせてくれています。ただそれにしては、朝夕の寒さが依然として続いているのが気がかりです。
「思いつくままに」に『沈黙は金』と『国民不在の危機管理』を発表しました。テレビは桜前線の北上を伝え北海道は来月5日の予想です。本当にあと半月足らずで札幌にも届くのでしょうか。まだカバンに手袋を押し込めての通勤をしています。
16 04.16 寒暖は行きつ戻りつながら少しずつ暖かくなっていきます。すぐに寒くなってあわててスイッチを戻すのですが、事務所の暖房を切ることが多くなってきています。
「思いつくままに」に『オリンピック選考』と『タブレット端末』を発表しました。つたないながら私のここへの発表も850本を超えました。駄作を1000本積んだところで富士山になることはないと承知してはいますが、それでも過ぎこし方を振り返るよすがにはなりそうです。
15 04.09 またまた桜の話になりますが、東京の桜が満開になったようですね。東京スカイツリーの来月開業と合わせてタワーと隅田川河畔の桜の映像が何度もテレビに出てきます。
「思いつくままに」に『寿命の意味』と『優しさの軽さ』を発表しました。東京とは裏腹に、札幌はまた雪道へ逆戻りです。数日前にダスターコートへ衣替えしたばかりですが、真冬のオーバーコートをもう一度引っ張り出そうか、それともなんとかこのまま切り抜けようか、思案の毎朝が続いています。
14 04.02 桜の開花宣言が東京まで届いているのに、4月の北海道ではまだ雪が舞っています。昼間の日差しに確実な春は感じられても、朝晩は氷点下の気温が続いています。
「思いつくままに」に『子どもへのやらせ誘導』と『努力することの意味』を発表しました。北国はまだ寒さが続きますが、それでも4月・卯月の言葉にはどこかほっとさせてくれる響きがありますね。
13 03.25 春分の日を過ぎて、秋のつるべ落としがそのまま逆立ちして春を知らせてくれます。まだまだ雪は降り続いていますが、落ちてくる雪の姿はまるで指先で真綿を少しずつつまんでいるように、ふんわりとした暖かさを感じさせてくれます。
「思いつくままに」に『老いることと死ぬことと』と『一所懸命・一生懸命』を発表しました。今晩は孫の高校合格祝いの予定です。少し飲み過ぎて明日の事務所出勤をさぼることになってもいいように、いつもは月曜日に発表するのを一日早い日曜日にしました。
12 03.19 明日はもう春分の日なんだから、季節がすっかり春であることは当たり前のことかも知れない。ただ、日差しや雪融けが春を知らせてくれてはいても、時おりの吹く風に胸元のマフラーをしっかりと首に巻きつけてしまうこともまだまだ続いています。
「思いつくままに」に『子育てとストレス』と『動く大地』を発表しました。3月15日に確定申告が過ぎ、16日には孫から高校合格が知らされてきました。とりたてて大騒ぎすることのない平穏な日常が、目に見えている春とあいまって、これも一つのしあわせの形です。
11 03.12 目に見えて歩道から雪が消えていきます。まだオーバーコートのままで通勤するか、それとも少し薄いコートにしようかと迷いますが、顔に当たる日差しの暖かさ、背中を射る日差しの変化は隠しようもありません。
「思いつくままに」に『安全と万が一(1)』と『安全と万が一(2)』を発表しました。東日本大震災から昨日がちょうど一年目でした。絆の乱発や復興へと向う地元の人たちの意気込みなど、一年の節目をまとめる映像が数多く流れる中で、メディアそのものが災害に区切りをつけ「幸せに向う未来像」みたいな幻想を作り上げているように思えてなりません。例えば人が津波に流されるような現実の死を伝える映像を一つも流してこなかった報道姿勢は、「それが優しであり思いやりなのだ」ですましてはいけないような気がどこかでしています。
10 03.05 季節は弥生へと移りました。外はまだ雪に埋もれていますが、冷たい風に揺れるななかまどの枯れ枝にも、それと分かるほど芽吹きの彩が感じられるようになってきています。
「思いつくままに」に『パニックと言い訳』と『愛の区別』を発表しました。ひなまつりを過ぎて、沖縄から静岡のかわず桜にまで近づいてきている桜の便りがまるで我が事のように嬉しくなります。
 9 02.27 厳しい寒さはこれからも断続的に続くのかも知れませんが、降る雪がどことなく大粒のボタン雪に変り、踏みしめる雪道も滑るよりも靴底にしっとりと絡みつくような感じを与えてくれるようになりつつあります。
「思いつくままに」に『乱発される「絆」』と『あぁ、すれ違い』を発表しました。小さな変化に無理やり春を感じようとしているのかもしれませんし、もしかしたらそれは自己暗示の一種でしかないのかも知れませんが、もうすぐの3月がとても待ち遠しいです。
 8 02.20 冬至から2ヶ月になろうとしているのだから当たり前だとは思うのですが、夜明けが目に見えて早くなっていきます。暖かさがすぐに追いついていけないのは季節の変化の当然かも知れないけれど、それでも夕暮れが遅くなっていくのとを重ねてみると気持ちは春を実感します。
「思いつくままに」に『きっかけの不思議』と『「花笑みのことば」を読んで』を発表しました。雪はまだ降り積もり続けています。
 7 02.13 最低気温の更新が伝えられないだけ季節は足踏みから春へと向いつつあるのかも知れません。そのぶんだけ積雪にはすさまじてものがあります。北海道では岩見沢方面の大雪が私が利用している通勤列車にも毎日のように影響を与えているし、新潟地方では積雪が4メートルを超えたとの報道もあります。
「思いつくままに」に『個食は孤食なのか』と『つららの成長』を発表しました。朝の日の出の早まり、夕方の空が5時を過ぎても明るくなってきたこと、コートの背中に注ぐ日差しの暖かさ・・・、やっぱり春は近づいてきているのです。
 6 02.06 一昨日が立春、そしてその前日が節分でしたね。暦は春を知らせていますが、節分の朝はまたまた最低気温を更新していました。北海道枝幸町歌登では氷点下32.5度になったそうです。毎日の通勤も、どこか体が縮こまるような余分な力が入ってしまいます。
「思いつくままに」に『カバン依存症』と『東へ移る春』を発表しました。それにつけても北海道ではそんな習慣など聞いたこともなかったですが、いつの間にか「恵方まき」がスーパーに、コンビニに並んでいます。どこか商戦に踊らされているような気のしないでもないですが。
 5 01.30 冬至から1ヶ月ほどが経ちました。「この冬一番の寒さ」は毎週のように北海道のあちこちで更新され続けていますが、それでも日の出の明るさは確実に早まってきているのを感じます。
「思いつくままに」に『我が方丈の記』と『こまどり姉妹との再会』を発表しました。明日で1月も終わりですね。今月が寒さの底ですが、2月の呼び名だけで、そしてそれに如月(きさらぎ)の語を添え、4日が立春だとの思いを融かしこむだけでどこか心が暖かくなってきます。沖縄の桜が昨日で三分咲きとなりお花見が始まったそうです。待ち遠しい桜前線のスタートです。
 4 01.23 先週この欄で氷点下29度を紹介したばかりなのに、今週はかつて勤務したことのある旭川市の江丹別(えたんべつ)地区でこの記録を超えて-30度まで下がったそうです。季節は寒さの底へとまっしぐらですが、二日前に二十四節季の大寒が過ぎて気持ちだけは春に向かえそうです。
「思いつくままに」に『方丈記拾い読み』と『体に優しい』を発表しました。季節の揺らぎなのでしょうか、いつもと比べて今日はとても暖かな感じがします。とは言え外気温は氷点下0.8度を指しているのですが・・・。
 3 01.16 日本中が寒波に覆われています。北海道も12日木曜日に十勝地方の陸別で氷点下29.1度になったそうです。このニュースを聞きながらかつてこの地で極寒を体験したことを思い出しました(「私の十勝行脚」から『ふるさと銀河線』・陸別しばれフェスティバル参照)。ともかくも寒い一週間でしたが、心なし夜明けの明るさが戻ってきているような気がしています。
「思いつくままに」に『病気であること』と『私の39歳の読書(2)』を発表しました。今週中に私も72歳になります。やれやれ・・・。
 2 01.09 お正月は自宅でのんびりと過ごしました。そのため(とは言い訳になりますが)発表原稿は去年のものになってしまいました。忘年会に続いて新年会と、飲兵衛には何かと言い訳のしやすいこの時期ですが、もうしばらく便乗させてもらうことにしましょうか。
「思いつくままに」に『夜明けと冬至』と『私の39歳の読書(1)』を発表しました。新年会にかこつけるような言い訳をしだすとは、そろそろエッセイのネタ切れが始まった前兆なのかも知れませんね。
 1 01.01 明けましておめでとうございます。今年もどうやらつつがなく新しい年を迎えることができたようです。これまで「思いつくままに」と「どこか変だなと感じること」に分けて書いていたエッセイを、今年から「思いつくままに」にまとめることにしました。
さて新年最初のエッセイは「思いつくままに」に『余計なお世話』と『受容という名のエゴ』の2本を発表しました。去年の原稿なので元旦にふさわしくない内容になっているかも知れません。これまで毎週月曜日に発表していたので、今年もそれを続けたいと思っています。とは言え今日は日曜日ですが今晩から娘や孫たちが集まり始めるので、事務所と孫との綱引きは勝負が決まっていることもあって早々に事務所へ出かけ折り返し帰る予定です。近くの琴似神社で初詣もきちんとすませてきましたよ。お互いいい年になるといいですね。