更新履歴  (平成25年)

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52 12.30 「思いつくままに」に『防空識別圏』、『カンガルーを食う』を発表しました。これが今年の最後の発表になります。脳梗塞再発などのアクシデントもありましたが、どうやら一年52週、52回目、毎週月曜日に2本発表の目標を無事に遂げることができました。そして今年は7月に発表累計が1000本に達し、それなり一つの節目になりました。この年末で1047本になりましたが、2000本目標は余りにも遠いので次の目標に戸惑っています。「気まぐれ写真館」の『さくら旅』や『雪まつり』も数年前に中断し、今年は毎月完成を喜んでくれていた仲間が亡くなったことで新譜CDの作成を止めることにしました。少しずつやる気が減っていくのは加齢の当然の結果だとは思っているのですが、どうも減る一方というのは気に入りません。どこまで続くか自信がないこともあり、来年は誰にも言わずにこっそり何かを始めたいものだと考えています。それが何かはまだ見当もつかないでいるのですが・・・。今年も長くお付き合いいただいてありがとうございました。来年も駄文の発表を懲りずに続けるつもりですので、よろしくお願いいたします。
51 12.23 「思いつくままに」に『仲間が死んだ(5)〜そうか、もう君はいないのか』、『特定秘密保護法案』を発表しました。昨日が冬至でしたね。光が秋分の日を境に闇に破れ、その復活の兆しがこの時です。闇の勝利はしばらく続き、凍える季節はまだこれからと思いながらも、闇の勝利が底をついたとする人びとの復活への思いは切ないほど分るような気がします。昨日の天気予報は、地球全体に見た日の出の境界線は日本列島に沿った形で迫ってくるので日本中同じような時刻に朝日が出てくるけれど、日没の境界線は北東方向からやや直角に迫ってくるので北海道の日没が早く沖縄が遅いのだそうです。ともあれ、秒か分の違いでしょうけれど、今日は昨日より僅かにしろ昼間が長くなっているのですね。そのことが無性に嬉しい気持ちにさせてくれます。
50 12.16 「思いつくままに」に『仲間が死んだ(3)〜ガンとの闘い』、『仲間が死んだ(4)〜逝ってしまった』を発表しました。仲間の死から半月経過しましたが、なかなか吹っ切れないでいます。彼の記憶は時間とともに薄れていくのでしょうが、そうした薄れていくことそのことに、どこか後ろめたい気持ちを感じてしまいます。前回と今回の4回で彼との始まりから死までを書きました。次の5回目で、彼がなかなか私の中でいなくなってしまわない思いを綴ろうと考えています。そしてその発表を彼に対する私の一区切りにしたいとも思っています。間もなく冬至ですね。寒さはまだまだこれからですが、「昼間の時間が少しずつ長くなっていく」、そう考えるだけでどこか嬉しい気持ちが湧いてきます。
49 12.09 「思いつくままに」に『仲間が死んだ(1)〜彼との長い付き合い』、『仲間が死んだ(2)〜ガン告知』を発表しました。先週ここへ書いた友人の死について、彼との付き合いを記録に残すことにしました。彼の通夜を終えてそのまま事務所へ出て、ひとりで酒を飲みました。翌日の告別式を過ぎてなんとなく力が入りません。現在は(3)で彼の「ガンとの闘い」を書いているのですが、どうにもやりきれません。書くことが供養になるとは思いませんが、どこかで彼を残しておきたい、そんな気持ちです。
48 12.01 「思いつくままに」に『証明できない偽装』、『温泉めぐりを書き終えて』を発表しました。数日前の雪が融けずに残っていて、滑らないように気をつけながらの朝晩の通勤です。エッセイの発表は原則として毎週月曜日に2本と決めていまるのですが、今日は日曜日です。プロフィルにも書きましたが、事務所での飲み会に参加していた同業者・就職同期生・したがって退職も同期の仲間が2日前の11月29日深夜に亡くなり、今晩通夜、明日告別式とあわただしくなりそうなので、一日早く今日発表することにしました。身近な者の死はなかなか信じられないでいます。なにしろ10月10日に事務所居酒屋を開き、つい半月ほど前に顔突き合わせたばかりだったものですから・・・。先週のエッセイは、その彼のことがどこかで気になっていたからなのかも知れません。
47 11.25 「思いつくままに」に『余命宣告に思う(1)』、『同(2)』を発表しました。街路樹のななかまどの葉がほとんど落ちてしまい、真っ赤な実だけが枝に張り付いています。雪の被った赤い実も好きですが、こうした裸木もそれなり美しいものだなと少し歩をゆるめつつ通り過ぎてゆきます。11月も残すところ一週間になりましたね。そろそろ年賀状の作成にせっつかれる頃です。毎年短文で埋め尽くした年始あいさつにしているのですが、今年は文章がまだできていません。11月中の文章完了、12月早々に印刷との思いはあるのですが、なかなか思うようにいきません。
46 11.18 「思いつくままに」に『自動車運転システム』、『日の出・日の入り』を発表しまし。初雪が降って、そしてまた雪が降って、それでも今は街中に雪の姿は見えません。昼の気温が10度を超える日もあって、しばらくは小康と言うか落ち着いた日が続いています。札幌にはナナカマドの街路樹が多いのですが、イチョウも時折見かけます。事務所への道すがらにも数本見ることができるのですが、先日の風雪で散った落ち葉が地面に張り付いていました。イチョウの落ち葉は見事なまでに真黄色です。それが今年の落ち葉は緑色の剥げかかった薄汚れた色でした。それを天候異変のせいにするわけではありませんが、今年の気候はどこか変な気がします。今日の朝日新聞の天声人語は、「『異常気象の日常化』という修辞がついて回る」と表現してました。
45 11.11 「思いつくままに」に『偽装メニュー物語』を、「私の歩いた温泉あちこち」に『私の温泉行脚(ま行)』と『同(や・ら・わ行)』を発表しました。とうとう札幌にも8日金曜日に初雪が降りました。朝の通勤が冷たい雨で氷雨かななどと少し洒落ていたのですが、そのうちにみぞれ混じり雨から雨混じりのみぞれみたいに歩いているうちに変わってきました。気温も昼に向けてどんどん下がり、午後には初雪と発表されました。今朝もちらちらと乾いた雪が乾いた歩道に舞い降りてきていました。戸外を歩くのは片道20数分くらいで事務室はゆったりと暖かいのですが、それでもこれから約半年の雪道通いを思うと少し憂鬱になります。
44 11.04 「思いつくままに」に『衝突防止システム』を、「私の歩いた温泉あちこち」に『私の温泉行脚(な
行)
』と『同(は行)』を発表しました。11月になりましたね。まだ札幌では初雪は見られませんが、時に一桁台の最低気温が発表されるなど、そこまで来ていることが感じられます。そういえば数日前に雪虫がふわふわ漂っているの観測しました。温泉めぐりも「は行」で170ヵ所近くなりましたが、アルバムや残されたパンフレットなどを確認しているうちにどんどん増えてきて、追記するのにあたふたしています。思った以上に手間がかかっています。
43 10.28 「思いつくままに」に『放射能・ここだけは・・・』を、「私の歩いた温泉あちこち」に『私の温泉行脚(さ行)』と『同(た行)』を発表しました。台風27・28号はどうやら日本列島直撃コースから外れ、26日の午後には共に温帯低気圧に変わったようです。それでも27号は東大東島から太平洋沿岸を進み、日本全土に大きな被害を与えました。今年は太平洋の海水温が高く、台風の発生数の増加や大型化が著しいようです。なんでもかんでも異常気象にしてしまうのは間違いだとは思いますが、26号で被害を受けた伊豆大島では全島に避難指示が発せられるなど、対応に追われているようです。札幌は土曜日の夕方頃から急に寒くなってきました。そろそろ雪の季節ですね。
42 10.21 「思いつくままに」に『味音痴再確認』、『汚染水の行方』を発表しました。北海道利尻山、青森岩木山の初冠雪に続き、台風26号は伊豆大島に死者27名、行方不明19名の甚大な被害(今朝のNHKニュース)を与え更に中国大陸の寒気団を引き寄せて北海道各地の山々の初冠雪だけでなく、積雪を伴う平地の初雪までもたらしました。19日には富士山の初冠雪のニュースも伝わってきました。札幌まだ手稲山の初冠雪どまりで、初雪にはもう少し時間がかかりそうですが、冬が目の前に来ていることを感じます。台風27号と28号が変な動きを見せています。
41 10.14 「思いつくままに」に『プログラム言語』、「私の歩いた温泉あちこち」に『私の温泉行脚(か行)』を発表しました。暖房が入って、どことなくゆったりした生活が続いています。こたつの猫みたいで、歳のせいなのかも知れませんが、暖かい部屋というのは生活そのものをゆったりとさせてくれるような気がします。特に「昼寝つきの日常」という生活には難癖のつけようがありません。とは言え初雪が舞い始めると、肩すくめた通勤もそれなり厳しいものになりますが・・・。
40 10.07 「思いつくままに」に『私の温泉行脚』、新設した「私の歩いた温泉あちこち」に『私の温泉行脚(あ行)』を発表しました。明日の暖房が今から楽しみです。事務所で開く仲間との居酒屋も、火をなるべく使わない冷たい料理をと考えるとレパートリーが限られてしまいますが、外が寒くなってくると、室内の暖かさが一番のご馳走で、作るのも手軽な「鍋」で済むことから私の手間も省けます。音楽を聴き、本を読み、ほんの少し仕事をして、そしてパソコンでエッセイを書く、こんな昼寝つきの気ままな生活が少し後ろめたいような気のしないでもないですが、そんな贅沢にどっぷりと浸かっている毎日です。
39 09.30 「思いつくままに」に『JR検査・裁判・安物買い』、『図書館とナナカマド』を発表しました。北海道はあちこちで一ケタ台の最低気温が報告され、氷点下の気温、初霜もちらほら顔を見せ始めています。午前5時半頃に起床すると、東向きの窓からと日の出とご対面になります。今日のエッセイにも書きましたが、ナナカマドの実が赤くなり来週火曜日には事務所の入っているマンション全体に暖房が入るそうです。もちろん自宅では、数日前からストーブが入っています。
38 09.23 「思いつくままに」に『16歳の私のゲーテ(3)』、『十三夜』を発表しました。名月の感傷もそこそこに、北海道最高峰である大雪山旭岳に、それも9月19日の十五夜の日に、初冠雪の便りです。つい最近まで真夏日だの猛暑日だのの話題がテレビを賑わしていたのに、季節は平年より6日早い雪の訪れを知らせてきました。気温は20度台になり、暖房はあと20日ほどしないと入りません。事務室は今のシーズンが丁度中途半端に嘘寒い毎日です。
37 09.16 「思いつくままに」に『16歳の私のゲーテ(1)』、『16歳の私のゲーテ(2)』を発表しました。午後5時半過ぎの帰路、中天約45度くらいに半月がかかっています。この月があと3日ほどでビルの谷間の地平線近くまで太りながら降りてくると、中秋の名月です。十三夜、十六夜、立待月などなど、先人はいろいろな月を愛でてきました。徒歩に、電車に、共に動いてくれる月の姿ですが、せめて十五夜くらいはゆっくりと眺めることにしましょうか。晴れるといいですね。
36 09.09 「思いつくままに」に『行政ってなんだろう』、『薬害被害者救済』を発表しました。日没が目に見えて早まっていきます。自宅に着くのは午後7時少し前なのですが、回りはすっかり夜の帳に覆われています。間もなく中秋の名月が巡ってきますね。事務所を出る午後6時前、ビルの谷間から見える月が太りながら日ごとに中天から地平線へと落ちていきます。19日の満月、晴れるといいですね。ところで昨日は、2020年のオリンピックの東京開催が決まりましたね。汚染水処理で浮かれている時じゃないだろうと思う半面、やっぱりお祝いなのでしょうね。
35 09.02 「思いつくままに」に『死を考える』、『鬱、毒ガス、汚染水』を発表しました。9月になりました。毎朝の日の出がだんだんと東に移動し、夕暮れがまさにつるべ落としのように早まってくるのを実感しています。年寄りは寒がりなのでしょうか。外の気温とは無関係に、事務室の暖房が恋しくなってきています。少し気が早いことは承知の上ですが・・・。
34 08.26 「思いつくままに」に『眠ること』、『便利さと手抜き』を発表しました。朝、事務所へ出てきてそのままシャワーを浴びるのが年を通しての日課になっていますが、裸で室内をうろつくのが少し膚寒くなってきました。思わず暖房はいつ頃だったかな、と昨年の手帳を引っ張り出してしまいました。なんと10月の9日になっていて、まだまだ一月半も先のことだと分りました。もう少し残暑が続いてくれると嬉しい・・・、そんな気持ちでいます。
33 08.19 「思いつくままに」に『満足の意味』、『働く母親』を発表しました。発表1000本が過ぎて気が抜けてきたと先週書いたばかりですが、次の区切りの目標は定まらずとも毎週2本の発表はとりあえず続けたいと考えています。書くのが生き甲斐だなどと言うつもりはありませんが、ネタ探しに新聞やテレビや本などを漁るのも多少はボケ防止になっているかも知れません。1000本も書いていると、私の能力の限界と言うかキャパシティの程度が見えてくるように思います。「所詮人はこの程度のものさ」などとは言いますまい。ただ少なくとも「私はこれしきの存在なのさ」くらいの認識には到達しています。夏至からそろそろ2ヶ月、事務所を出る時刻に夕闇の迫るのが感じられる季節になってきました。
32 08.12 「思いつくままに」に『ヨブ記付・書き終えて』、『携帯と若者の不幸』を発表しました。今日でヨブ記を整理しました。なんだかホッとした感じもあるのですが、逆に気が抜けたようで新しいエッセイの糸口がつかめません。旧いネタを無理に整理して携帯について書きましたが、来週の予定がまるで立っていません。馴染みのスナックでこんな話しをしたら、ママから「作者、著作のために旅行中です、とでも書いたら」と助言されました。ついその気になってしまうような現状です。2000本は余りに遠く、1500本も目標とするには遠い感じがします。また、1100なんてのは区切りにもならないと思ってしまいます。
31 08.05 「思いつくままに」に『ヨブ記3・ヨブの訴え』、『ヨブ記4・神のゲームの結末』を発表しました。先週の発表と合わせて、1000本記念のヨブ記全4編をどうやら書き上げました。一応これで書き終えたつもりだったのですが、気持ちの上でどこかしっくりこないものが残っています。それを来週までに少し整理して、それでヨブ記のまとめにしたいと思っています。西日本の猛暑、島根と東北の気違いじみた豪雨などなど、観測記録上初めてみたいな気象データの発表に、単なる「気候の揺れ」では説明のつかないような気持ちにさせられています。札幌は、丁度いいと言うか、少し膚寒いというか、真夏のわりには贅沢な気候を味わっています。
30 07.29 今日、1000本目のエッセイを発表することができました。1000本であることに何の意味もありませんが、それでもつたないながら10年間ここへ書き続けてきた自分に、ちょっぴり褒めてやりたいような気がしないでもありません。テーマには旧約聖書のヨブ記を選びました。私はキリスト者でもイスラム信者でもありません。でも物語としての聖書には強く惹かれるものを感じます。
 「思いつくままに」に『ヨブ記1・神と悪魔のゲーム』、『ヨブ記2・翻弄されるヨブ』を発表しました。ヨブ記はまだ未完です。もう少し続けたいと考えています。もちろん、内容は未熟な独断の積み重ねで、恥ずかしい限りですが・・・。
29 07.22 「思いつくままに」に『安かろう悪かろう』、『選挙記録の保存』を発表しました。やっと部屋の中まで夏が届くようになりました。ところで、今週は特別な一週間になりそうです。多けりゃいいとは思っていませんし、区切りのいい数字に意味があるとも思っていません。それでも来週の発表で私のエッセイは1000本を超えることになります。この記念に何か特別なテーマがないかと日ごろから悩んでいたのですが、それほど瞠目するようなものは見つかりませんでした。それでも一生懸命の結果です。自分なりの1000本を、一つのテーマに託す予定です。楽しみにしていてください。
28 07.15 「思いつくままに」に『政治と国の行方』、『結婚したい』を発表しました。事務所があるマンションは集中的に冷房され、その風を各室が室内へ誘導することになっています。したがって、極端な言い方をするとマンション全体が冷房されていることにもなります。そのせいなのでしょうか、札幌もそれなり真夏の気配なのですが、事務室内はどことない膚寒さが感じられます。それでもここ数日は、やっとカーディガンから解放されるようになってきました。
27 07.08 「思いつくままに」に『自然の捉え方』、『命のカタチ』を発表しました。ときどき暖かい日もあるのですが、今もカーディガンを羽織っています。昨日の朝日新聞は一面トップに「猛暑到来」「全国21地点で35度以上」の見出しを掲げてました。それでも札幌にはまだ寒さが残っています。よさこいソーラン祭りも終わって、メイン会場だった大通り公園には次のビール祭りの会場が設営されたでしょうが、ビァガーデンは順調に進んでいるのでしょうか。そう言えばかつて、余りの寒さに会場には日本酒がなかったことから、熱燗を求めて仲間数人と薄野まで足を延ばしたことを思い出しました。
26 07.01 「思いつくままに」に『悲しい一言』、『行動の予測』を発表しました。どうしたことだろうか、この一週間も毎日のように寒い日が続いています。天気予報は偏西風の気まぐれみたいに言っていますが、最高気温が17度と言う日が続くのは、心身とも萎縮してしまうようで気が滅入ります。7月に入って今更管理人に暖房入れろと言うわけにも行かず、カーディガンを羽織ってちんまりと暖かいコーヒーでも飲むのがせめてもの対処法です。
25 06.24 「思いつくままに」に『角の三分割』、『三等分家』を発表しました。この欄では毎週のように寒い寒いをくり返しているような気がします。そして今週も寒かったです。本州での真夏日、猛暑日のニュースは聞いていますが、寒さ、暑さ、降水量、暴風などなど、この頃の天気予報には「気象台が観測を始めて以来の記録」みたいな表現がよく聞かれます。素人がこんなことを根拠もなく言うのはおかしいとは思いますが、季節の振幅というか変化の幅がこのごろは過去の記録と比較して激しくなってきたように思えてなりません。ともかくも寒さの中に夏至も過ぎていきました。
24 06.17 「思いつくままに」に『憲法改正と魔法の杖』、『円安とイカ漁』を発表しました。今週末は夏至を迎えるというのに、そして天気予報の気温は本州・道内ともに夏日を知らせているのに、事務室内はなんとなく嘘寒さが抜けません。先週も書きましたが、私の体質が寒がりに変わってしまったようです。管理人に聞いたら、暖房は止めたけれどまだ冷房にはしていないそうです。なんとなく9月の暖房入りが待ち遠しい気持ちです。
23 06.10 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(35)』、『雑記帳始末記を終えて』を発表しました。先週5日に事務所が入居しているマンション全体の暖房が切られました。本州が連日真夏日だと騒いでいるのですから、季節感としては当たり前でしょう。ですが寒いのです。五階建てマンションなので階上にある多くの住人にしてみればもう暖房など不要なのでしょうが、一階の事務所はまだ時に嘘寒さが忍び寄ってきます。真冬でもシャツ一枚で過ごしているのですが、このごろはカーディガンを羽織ってパソコンに向かっています。もしかしたら私は寒がりになってしまったのでしょうか。
22 06.03 「思いつくままに」に『紙おむつ体験記』と『エベレスト登頂という快挙』を発表しました。下の記述の入院していたせいもあるとは思うが、なんだか春を実感しないうちにいきなり北海道にも夏日だの真夏日だのと呼ばれるようになってしまいました。天候がどことなく変な今年なので、このまま素直に夏になってくれるとは思えないのですが、それでもコートを脱ぎ、時に上着を着ないでの出勤はどことなく嬉しいものです。高校を卒業して税務の職場に入った北海道出身の札幌の同期生30名も、既に2名が物故し残る多くの仲間も身体のあちこちの不調を訴える年齢になりました。齢70数年を数えるとそれが当たり前だとは思いますが、我が身の入院に重ねて当たり前を改めて再認識しています。この駄文も今日の発表で984本になりました。1000本に何の意味もないのですが一つの区切りでもあり、私のつたない足跡でもあります。
21 05.27 「思いつくままに」に『脳梗塞が再発した』と『高圧酸素治療体験記』を発表しました。退院してまだ3日目ですが、どうやら入院体験記を書けるまでに回復したようです。脳梗塞は症状によっては半身麻痺だとか歩けない、話せないなどのどちらかと言うと悲惨な話を聞くことが多いのですが、私の場合は前回も含めてほとんど後遺症がないくらいの軽いもので済んだようです。とは言ってもどんな後遺症かは自分では理解できないのかも知れません。簡単な計算や図形の真似ができなくなっているとか、英語やフランス語をすっかり忘れてしまったとか(実は始めから覚えていませんけど)、中学時代の初恋の記憶をなくしてしまっているなどがあるのかも知れません。ただ、「忘れた」ということは「忘れたということを思い出す」から自覚できるのかも知れません。だとするなら忘れたことがあったとしても、そのことを忘れてしまっているなら私は忘れていないことになるのでしょうか???。
20 05.25 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(34)』を発表しました。やっと二週間の入院を終えて昨日退院できました。特に後遺症もなかったのですが、二週間の怠惰の習慣とは恐ろしいもので、あれだけ暇があったのに何の文章もできていません。まだ残っている昔のメモを寄せ集めてどうにか一本仕上げることができました。今年の桜はとうとう病室の窓から眺めるだけでした。病院のすぐ真向かいが小学校の校庭で、運動会の練習を見つつ校庭に植えられたたった二本の桜が色づき咲き、そして散りやがて地面をピンクに染める様を点滴のスタンドを脇において眺める毎日でした。寒い日が続き、寒くても桜は咲くんだなと、変なところに感心していた今年の5月でした。
19 05.13 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(32)』、『同(33)』を発表しました。実は現在入院中である。8年前の8月に発症した脳梗塞の再発である(別稿「我がミニ闘病記」参照)。先週木曜日になんとなくふらふらするので翌金曜日の朝、事務所へ行こうか病院へ行こうか迷ったがそのまま定期的に薬の投与を受けている病院へ出向いたところ、有無を言わさず二週間の入院指示になった。さいわい前回よりも軽いらしく入院3日目にしてこうして外出の許可は出たものの、毎日点滴4本それに高圧酸素療法などを続けている。ホームページへの作業も普通にできているから、それほど心配するほどのことはない。ただ今回は9割方完成済みの原稿があったのでこうしてアップできたが、来週からの分は一から作らねばならず一週間での完成は入院中でもあり無理なような気がする。脳梗塞の顛末はいずれ書くとして、来週のここへの発表は断念することにした。札幌の桜はやっと今日が開花です。
18 05.06 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(29)』、『同(30)』、『同(31)』を発表しました。5月に入っても寒さは続いています。先週は札幌で霙(みぞれ)が降り、北海道のあちこちで雪が積もりました。今日も北見、帯広などで積もるほどの雪が降っているのに東京は夏日だそうです。3月に逆戻りと言われるなど、やっぱり今年のお天気はどこか変です。昨年5月7日の本欄の更新記録には、札幌で5月1日開花・2日満開、旭川では5月2日に開花と満開が同時という信じられないことが書かれていました。今年の札幌には、まだ開花の「か」の字も届いていません。コートを首元までしっかり閉じながら首すくめての事務所通いが続いています。
17 04.29 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(26)』、『同(27)』、『同(28)』を発表しました。まだ寒さは続いています。ゴールデンウィーク真っ盛りで、特急列車の乗車率140%だとか高速道路の渋滞が数十キロなどのニュースが目白押しです。そして天気予報の中から視聴者への忠告を一つ。「旅行で北海道へ行かれる方は冬支度でどうぞ・・・」。コートを脱いでしまった若い列車の乗降客二人連れが、「ジャンパーが欲しいな・・・」と話し合っていました。
16 04.22 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(23)』、『同(24)』、『同(25)』を発表しました。先週もうっすらと積もった歩道を踏みしめての通勤でした。季節の移り変わりは行きつ戻りつだと承知していますが、その往復の幅が少し広すぎるような気がしています。昨日の札幌は比較的穏やかで暖かでしたが、東北を中心に気象予報士をして「2月に戻った」と言わせるほどの一面の銀世界、そして猛吹雪状態でしたね。
15 04.15 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(20)』、『同(21)』、『同(22)』を発表しました。4月半ばなのに、衣替えしたコートの上からチラチラ雪が舞ってきます。出番のないまま机のすみや書棚などにいぎたなく積まれてあったエッセイのヒントにと書きとめておいたメモ、くず紙として処分する前にせめてもと整理し始めたのが雑記帳始末記でした。ところが後から後からまさにごみのように湧き出てきて、今回の「22回目」で280枚を超えまだ残っています。どんな意図で書きとめたのか分らないものもけっこうあり、これほど多いと思っていなかったのでこんな形で発表することにはいささかの抵抗もあります。とはいえ始めた以上は最後の紙片まで見届けたいと考えています。
14 04.08 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(18)』、『同(19)』を発表しました。目に見えて積雪が減って行きます。通勤経路の歩道にもまだ数十歩の雪が残っていたのですが、それも昨日の大雨ですっかり消えてしまいました。先週の中途からコートをバーバリに替えて少し春らしい装いになりました。とは言いつつもまだ薄手の手袋は常備品になっています。テレビからは各地のサラリーマン新人の映像が流れてきます。老いが若さに追い越されていくのは世の習い、頑張れ新しい社会人。
13 04.01 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(15)』、『同(16)』、『同(17)』を発表しました。オーバーコートからバーバリーに衣替えしようかと迷うくらいの気候になってきました。それでも一階にある事務室の窓からは目線の高さにまだ雪が残っています。今日から4月ですね。夜明けも日没も、普段の生活に明るさが戻ってきたことを実感しています。
12 03.25 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(14)』、『林住期を読みながら』を発表しました。22日は東京で桜の満開宣言でした。真冬日から抜け出すこともあり、乾いた歩道も見られる札幌になりましたが、それでも記録的な豪雪の名残りそのままの風景からは花便りなど信じられません。遠く、千鳥が渕で遊覧ボートを漕いでいる親子連れなどのニュース映像に思いを馳せています。
11 03.18 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(13)』、『料理番組再び』を発表しました。明後日が春分の日ですね。一日がすっかり明るくなりました。通勤のあちこちで、歩道の雪割りがはじまっています。まだまだ吹雪の続く札幌ですが、福岡から静岡や東京へと一気に桜の開花宣言が聞こえてくるなど、春は駆け足で北上しています。個人の確定申告が終わり、三月決算法人の始末にもまだ多少ゆとりがあるこの季節に、少しホッとしています。
10 03.11 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(10)』、『同(11)』、『同(12)』を発表しました。季節の移り変わりは行きつ戻りつだと知ってはいますが、それにつけても先週は最高気温6度の暖かさと猛吹雪とが混在する振幅の多い一週間でした。昨日も日中から夕方まで猛吹雪に見舞われ、今朝のJRはまだその後遺症を残したままです。
 9 03.04 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(7)』、『同(8)』、『同(9)』を発表しました。3月1日の私のプロファイルに月の呼称が弥生に代わってから春の実感がしてきたと書いたばかりなのに先週末の札幌は猛吹雪になり、中標津や湧別などで「車が動けない」、「道が分らない」など、まさにホワイトアウトに巻き込まれて死者8人もの大災害になりました。私も帰りのJRが動かず、とうとうハイヤーでのご帰還になりました。
 8 02.25 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(4)』、『同(5)』、『同(6)』を発表しました。先週発表したメモや切抜きなどの未発表の残骸が、思った以上に残っていました。確定申告も近づいてきて、それなり仕事も増えてきたし、自分の申告もしなければならないこともあり、一種の手抜きではあるのですが始末を続けることにしました。寒いけれど春が近い、そんな雰囲気が道々に漂ってきています。
 7 02.18 「思いつくままに」に『雑記帳始末記(1)』、『同(2)』、『同(3)』を発表しました。我が家から見る日の出の位置が東へ移動しつつあることが分り、事務所の夕暮れが目に見えて遅くなっていきます。寒さはまだ続いていますが、雪道が僅かずつ緩んできていて春の気配とはままだ呼べないのですが予兆らしさをかんじています。
 6 02.11 「思いつくままに」に『現象学困惑記』、『医師と信頼』を発表しました。立春が過ぎたというのに、札幌のこの一週間は猛吹雪の毎日でした。今日の建国記念の日はどうやら穏やかになりましたが、それでもオホーツク沿岸にかけて低気圧のいたずらはまだ続きそうです。そう言えば、先週半ばに北陸で「春一番」が吹いたそうですね。言葉のイメージと実際の風とはまるで違うらしいのですが、それでも呼び名にどこか親しみを感じてしまいます。札幌はまだ深い雪に埋もれています。
 5 02.04 「思いつくままに」に『体罰という言葉』、『料理番組あれこれ』を発表しました。ここ2〜3日は珍しく暖かです。季節はまだ厳寒期真っ最中だから、単なる気圧配置の揺らぎだとは思うのですが、歩道の雪がすっかり融けてしまっています。朝の寒さはともあれ、コート越しの朝の日差しがどこか暖かい・・・、そんな季節になってきたのですね。気持ちだけの先行なのかも知れませんが・・・。昨日が節分、今日は立春ですね。朝6時起床、夜と朝の境目が東の空に感じられるようになってきました。
 4 01.28 「思いつくままに」に『大鵬が死んだ』、『自己責任は誰のため』を発表しました。北海道全体というか日本列島まで巻き込んだ寒波の襲来である。札幌の日の出を調べてみたら、元旦が7時06分だったのに今日は6時54分でした。日没は30分以上も遅くなっているのに、日の出は僅かに10数分早くなったに過ぎません。これでは毎朝の起床にあけぼのを感じることなど少し気が早いのかも知れませんね。それでも合計40分以上も太陽は札幌を長く照らしている事実は、寒さとは別にどことない暖かさの気持ちを伝えてくれるようです。
 3 01.21 「思いつくままに」に『釘遊び』、『今でも残るもどかしさ』を発表しました。昨日・今日は比較的厳しい寒さからは解放されたようですが、北海道は元旦から19日まで連続して真冬日(その日の最高気温も氷点下)だったそうです。それでも新記録更新ではないとのことですから、まあこれも季節の揺らぎの範囲内ということでしょうか。昨日20日は二十四節季の大寒、そして今日は私の73歳の誕生日でもあります。そう言えば、19日にかつての相撲の人気を独り占めしていた大鵬が72歳で亡くなりましたね。私の中の記憶の様々が、あたかもモノクロの歴史にでもなっていくような気がしているこの頃です。
 2 01.14 「思いつくままに」に『老化の信号』、『私の酷寒体験』を発表しました。冬至から3週間になるが、日の出はまだ7時04分とほとんど変化していないのに、東の空の白みをどこかで求めています。「春はあけぼの・・・」と清少納言は枕草子に書いたけれど、春には夜明けが良く似合うというよりも、長い冬から解放される春の喜びを夜明けの白みに託したかったのではないか、そんな気持ちで毎朝の空を眺めています。札幌の朝6時はまだ真っ暗ですが・・・。
 1 01.07 「思いつくままに」に『親族間の暴力』、『全員正解』を発表しました。昨年暮れからの書き散らしなので、今年冒頭のエッセイにはふさわしくないかも知れませんが、これもまた今の私です。冬は寒いものと決まっているのに、それでも今年の冬は寒いです。冬至はとうに過ぎたのに、いつもの起床時刻に東の空はあけぼの兆しすらも知らせてくれません。寒さの底は冬至から約一ヶ月、だからあと半月・・・、そんな呪文でも唱えながらやがて届くだろう春をイメージしていきましょうか。
 0 01.01 昨日発表したばかりなので、今日はごあいさつだけです。明けましておめでとうございます。特になんということのないお正月、これがしあわせの原点なのかも知れません。夫婦だけの年取りにそのままの元旦、御とそに酔うほどでもなくいつもより小一時間ほど遅めの電車に乗って事務所近くの琴似神社へ初詣に出かけてきました。そのまま事務所へ出て今年初めてのシャワーを浴びてこれが「みそぎ」のつもりです。こうしてパソコンに向かいつつ、朝から缶ビールをちびちびやっています。明日は子どもや孫が押しかけてくるので、賑やかになりそうです。